今朝の朝日サザエさんのコーナーは『いがぐり頭』。「戦時中に国が勧めた髪形」。なんでも大政翼賛会が1942年に日本男子の理想的な髪形として国民調髪翼賛型 として制定し、「刈れ翼賛型 撃て米英型 翼賛型は闘ふ頭髪型」として広めたんやと。高校野球のいがぐり頭もこんなとこから進められたんやなあ。
読んでて思い出した。僕の卒業した高砂高校、ちょうど入学する一年前に生徒会規則で髪型を丸坊主と決めてたんや。入学してから当分普通の髪やった僕には一学期の終わりまで生徒証が発行されんかった。
そういうたらもう一つ、卒業前に各教室にビラを貼って回って(もちろん掲示板へ押しピンできちんと)、職員会議で「誰が…」となったらしいわ。もう時効やからいうけど叔母がおんなじ学校に勤めとったんで「ちゃうんかな?」と家でいうたんで…。
おんなじ頃やな、電柱へぽすたー貼っとって下をみたら警察官が立っとったとうこともあったか。
すべては神様のおぼしめしです……
ピート・シーガーのこの歌も歌われています。
Solidarity Forever (Pete Seeger)
連帯は永遠に
1.働く者の情熱にユニオンの霊感が駆け抜けるとき
この地上に比べるものもない大きな力が生まれる
だが一人だけでいたら これほど弱い者もないだろう
しかしユニオンが我らを強くする 連帯は永遠に…
2.彼らは労せずして権利なき巨万の富を手にした
だが我らの頭脳と筋力なしには歯車の一つも回らない
我らは彼らの傲慢な権力を破り自由を得ることができる
ユニオンが我らを強くすることを学ぶなら……
3.我らの持つ力は彼らの死蔵された金銀に勝る
力が力を呼んで軍隊をも打ち破る力となるのだ
我らは古きものの廃墟の上に新しき世界を誕生させる
ユニオンが我らを強くするからだ……
今日はお休み、午前中は原付で畑賀まで。下は暑かったけど、上の方はひんやりしていました。
お昼からは『パレードへようこそ』を観に、シネツィンへ…。本当は妻にも声をかける予定やったんやけど、昨日からちょっと調子が悪そうなんでと一人でお出かけ…。
お奨めの映画です。絶対!
炭鉱労働者のために立ち上がれ!映画『パレードへようこそ』
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上映時間: 2時間 0分
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職場の歓迎会があって、ホンマ、何年(いや10年以上やなあ)かぶりかに流川へ行ったんや。職場の若い人が見つけてきた店は、なんか天井裏の隅っこみたいなとこ、161センチしかない僕でも屈んで歩かんととアカンネン。絶対違法やと思うわ。火事になったら絶対焼け死ぬとこやった。
遊びに行くとこは、行かんように気をつけたらええねんけど、この前の川崎の簡易宿泊所の火事、今朝の朝日新聞は『宿だけが居場所だった』とその後のことを伝えとってや。
簡易住宅が30軒以上この辺りにはあるそうや。生活保護の人も多かったんやと思うけど、生活保護のワーカーも家庭訪問しよったんやろうなあ。この記事の中には住宅扶助が月5万から6万円と書いてあるんやけど、国の基準限度額の中でほとんど業者のいうがままの値段やろ。国や自治体がほんまに住宅をきちんとせんとあかんなあ。
僕の仕事の関係でいうたら、「自立準備ホーム」言うんがあるんや。広島の自立準備ホームがどうなっとるんか、指定したり、暮らす人をお願いするときにはきちんとどんなとこか、見てからせんとアカン…と思いました。
安倍さんやクニオ君も威勢のエエ、戦争へイケイケどんどんの政策やなしに足元をほんまにようしてほしいなあ。足元も見つめられんような人にはやめてもらわんとアカンで。
いのちのことば 6月号をいただいてきました。 日本福音同盟 星出牧師の『これって何が論点?!』
今月は『米軍基地建設はとめられないの?』です。
星出牧師は 戦後一貫して日米地位協定が日本国憲法よりも上に立っている問題点を指摘しておられます。
学校で僕が習ったのは「憲法」「条約」「法律」「政令」「省令」…でしたが、その王には全くなっていませんねえ。
阪神タイガースがここ数日 好調です。「初夏の夜の夢」とならんようになあ…。
最近腹の立つことばかりです。「感謝」がなかなか見つかりません、あきまへんなあ…。
ええ加減な「検証委員会」を作らなあかんことこそが、「誤りがあったんや」と認めとるんやで、政府も。
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ルポ 刑期なき収容―医療観察法という社会防衛体制 |
浅野 詠子 | |
現代書館 |
図書館から借りてきていた『刑期なき収容』を読み終えた。夜寝床で読むもんだからちょうど一週間かかってしまった。自分自身の仕事も問われていると思った。
医療観察法の対象とされた人の中に自殺者が多い…と言うことは私も医療関係者からきいたことがあるが、この本の中でも同じことが書かれていた。出発点がどうだったのか…はもちろんだが、いまきちんとこの法制度の見直しがされないといけない時期だと思う。まずはその現場にいて「?」と思っている人たちが、その「?」を声に出していかないとアカンと思う。
先日のサークルでの役員会のこと、
突然「あの人は刑務所を出てきたらしい…」との発言が…。
日頃から、うわさで人を評価してはいけない…と思っていたんですが、、こんな話が出てきてびっくり。
刑務所などの矯正施設から出てくる高齢者や障害者の行き場探しを仕事にしていますが、「なんでこんなことを起こしたんやろ」との気持ちとともに、もうちょっと周りの人が支えてあげとったら…と思うことがいっぱいあります。
刑務所から出てきたらしい、とかのうわさで人を見るのは自分自身の目を曇らせてしまいます。
噂でしかないことですし、こんな話は尾ひれがついてどんどんと広がってしまいます。逆に昨日刑務所を出てきた人であったとしてもその人の罪の償いは終わっています。