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住まいは人権! 一般社団法人協働舎
暮らしを高めるのは福祉制度の充実。
福祉制度の充実には私たち一人ひとりの声

安心プラン

2008-07-30 | まいにち
安心プラン」が政府から発表された。
ほんの数年前、与党・公明党から「100年安心年金」が発表されたことを思い出す。

以下は、北海道新聞から


社説
安心プラン 絵に描いた餅では困る(7月30日)
 いまさら何を、という思いがする。

 政府が発表した社会保障に関する緊急対策「五つの安心プラン」のことだ。

 医療など五分野にわたって百六十項目の政策を並べた。

 それだけ、今の日本ではセーフティーネット(安全網)が機能していないということだが、それを放置してきたのは、国自身である。

 しかも、列挙したメニューには、既存の政策の焼き直しが目立つ。総花的なうえ、課題解決に向けた具体性もあまり感じられない。

 もともとプランは、社会保障に対する国民の不信感をぬぐうためとして、福田康夫首相が先月下旬に策定を表明した。一カ月の期間しかなかったのだから、新味が少ないのも当たり前かもしれない。

 しかし、策定した以上、実現してもらわねばならない。絵に描いた餅(もち)では困るのだ。

 「五つの安心」とは高齢者政策、医療体制強化、子育て支援、非正規雇用対策、厚生労働行政の信頼回復のことだ。

 いずれも対策が急務と、かねて指摘されてきた。

 高齢化で言えば、昨年、全人口に占める六十五歳以上の人口が21・5%に達した。二〇五五年には二・五人に一人が六十五歳以上になる見通しだ。高齢者の雇用確保、年金制度の改善もさっぱり進んでいない。

 少子化に関しても、一人の女性が生涯に産む子供の数に当たる合計特殊出生率は一・三四にまで落ち込んでいる。女性が働きながら子どもを育てることへの社会的支援の不足が背景にある。

 プランには、幼稚園と保育園の機能を併せ持つ認定こども園の普及促進策として、交付金の創設を盛り込んだ。だが、具体策は「検討する」との表現にとどまった。

 医療をめぐっては、産科医や小児科医などの不足、救急医療体制の不備が顕著だ。プランはこうした課題の改善をうたうが、そのための具体的な仕組み作りが見当たらない。

 最大の問題は、課題解決に必要となる膨大な財源をどう確保するかということだ。政府は大半を来年度予算で対応すると言うが、一方で社会保障費抑制策が続いている。

 プランで検討するとした基礎年金の「最低補償額」導入にも、一兆円の財源が必要との試算がある。果たして可能なのか。

 これでは、どこまで政府は本気で実行に移すのかと、疑問に思う人も多いのではないか。

 社会保障は国民にとって関心の高い分野だ。プランがかけ声倒れに終われば、政府に対する信頼感はますます低下するだけだろう。


力ではなく…

2008-07-28 | まいにち

  アメリカ合州国が、イラク戦争に使ったお金は約3兆ドル(日本円に換算してなんと324兆円)になるのだという。 そして日本が被った経済的損失は1010億ドルから3070億ドルの間と推定されるのだそうだ。

これだけのお金を使ったら、もっともっとみんなが暮らしやすくなるだろうに。

北朝鮮の拉致問題に対しても「制裁」「制裁」だけで片付かないのはこの間の経緯がしっかりと示してくれている。

必要なものは外交だ。

 

(写真は 庄原へ出かけるバス…)


花火大会

2008-07-26 | まいにち

  昨日に引き続いて 朝から大学へ 今日は一日通訳でした。

  ぐったりして帰宅。広島港の花火大会があり、室内の電灯を消して一時間ほど眺めました。久しぶりにカープがサヨナラ勝ちだって。

 冷やしラーメンを食べた後、これからパン焼きです。と言っても材料を計って入れるだけ、夜中をかけて焼いてくれます。

 疲れたので早く眠りたいのだけれど…今夜泊まりに来ると言っていた知人がまだきません。


視覚障害者案内

2008-07-25 | まいにち

 今日の中国新聞を見ると 地元の広島銀行ともみじ銀行が視覚障害者に入口を知らせる音声誘導装置を3店舗に設置するとのこと。視覚障害者福祉協会などが6月に要望していたものだそうだ。 

 3店舗に設置し300万円とのことだから1セットが100万円。費用対効果を考えると それによって急にお客が増えるわけでもないだろう…でも、一つ一つ誰もが暮らしやすい街になっていくのはとてもうれしい。

 ところで 今日は大学の前期最後の授業だった。自動車を運転しない(運転できない)私はいつも電車かバスで行く。今日はアストラムとJRバスを乗りついで行った。中筋駅へ行くと30分余り待つよう。普段車に乗っている人にはどうもこの待ち時間がやれないらしい。「10分も待てないよ」 という友人もいる。

 バスもだんだんと障害を持つ人も使いやすくはなってきている。でも、まだ表示そのものは次の停留所を示しているのに 「運賃は  まで」 と書いてあるバスが広電もJRもたくさんあるようだ。こんなところも一つ一つ変えていただけたら嬉しい。  


元号 なんでこだわるの?

2008-07-24 | まいにち
 この3月まで現職の公務員でした。今は、週に2・3日出ています。
最後の4年間、生活保護のケースワーカーに戻っていたのですが、ケース記録や起案には西暦を使っていました。
 2年前に生活保護の監査に来られた県庁のMさん「元号を使ってください」
私「前の職場では西暦で統一していたし、この方が計算しやすいでしょ」「でも、公文書ですから」「ケース記録に元号を使うとはどこにも書いてないでしょう」てなやり取りで…。
 昨年は「文書事務の手引き」まで持ってこられました。「あなたの信念は自由ですが…」結局同じことの繰り返しで…。
 で、最近広島県のHpを見ると最初に西暦じゃないですか…そんなにこだわらなくていいんですよMさん。

暑いです

2008-07-24 | まいにち
 今日出勤して仕事をしていると急に空調機がおかしくなりました。どんどん上がっていく室内。蒸し風呂のようでした。
 今家に帰って、夕食を食べパソコンに向かっています。
 暑いですね。

手話・野菜

2008-07-21 | 手話

 19日・20日と中国地区合同手話研修会(通研と手連の)へ参加をし面白い手話単語をいくつか見せていただきました。

たとえば『白菜』

包丁で半分に切るしぐさ+それを両手で二つに割るしぐさ なるほどと思っちゃいました。

『しいたけ』

胸の前に筒を作り下から両手「こ」を交互に上げていく

そのものですね。

 

今日は一日何もなく 部屋を少しだけ片付けました。歩いていません。


過重労働で支えられている この国の仕組み

2008-07-21 | まいにち

ネットでこんな記事を見つけた…。 こんな過重な労働で私たちの暮らしが支えられている。このままでは危ない 本当に。

ルポにっぽん 下請けドライバー、車中泊連続2週間(1/3ページ)2008年7月21日3時1分  

  真夜中の中国道を、熊本ナンバーの大型冷凍車が西へ急ぐ。カーブが続き、バックミラーに下げたお守りが激しく揺れる。  午前0時10分、運転手の40歳代の男性は、岡山県のパーキングエリアに寄った。3分100円のシャワーを浴びるためだ。運転中、ずっと目が充血していた。  前日の朝6時から働きっぱなし。福岡から千葉へ運んだ5千箱計15万本のアイスキャンディーを1人で下ろした後、埼玉で冷凍食品3千箱を積んで夕方に出発。それからずっとハンドルを握っている。  「最後に家に帰ったとは……、記憶になかねえ」。シャワーから戻り、苦笑した。数えてみると熊本の自宅を出て13日目、ずっと車中泊だ。  暗い一本道をヘッドライトが照らす。運転席の後ろから前方を見つめていると、眠気に襲われる。  男性の携帯電話が鳴った。仲間の運転手からだ。「帰りの荷物が見つからない」「社長がケチって下道(したみち)を走らされた」。愚痴をこぼし合う。  男性の車は「傭車(ようしゃ)」と呼ばれる。季節で物流量は大きく変わり、運送会社は運べない荷物を同業者に流す。車両が足りないと、2次下請けに回り、これが4次、5次……と続く。もっぱら、これら下請け荷物を運ぶのが傭車だ。  男性は前日に勤務先からの携帯連絡で、仕事の有無と積み荷を初めて知る。九州から東京、大阪へ主に魚や野菜など生鮮食料品を積み、帰りは家具や電化製品、雑誌など何でも運ぶ。まさに「物流の調整弁」、仕事の決まり方は日雇い派遣のようだ。  午前2時、広島県内を走行中に突然蛇行し、車体がきしんだ。男性がしきりに目をしばたかせる。最寄りのサービスエリアに入り、運転席後部の1畳ほどのスペースに倒れ込んだ。「運転中の記憶がない。危なかった。寝るわ、1時間だけ」。すぐに寝息をたてた。車内で12泊目だ。 働き始めてから、すでに20時間。前夜は常備薬の精神安定剤を飲んで寝たという。  洗面器、歯ブラシ、つめ切り、洗剤、衣装ケース……。車内に生活用品があふれている。頭上の棚には、空のペットボトル。「急いどると、これに小便するんよ」  エンジンを切った車内は蒸し暑い。冷房をつけたいが、デジタルタコグラフが搭載されており、速度やエンジンの回転数などがメモリーカードに記録される。いつ走っていつ休んだのか、仮眠中はエンジンを切ったのか。グラフに打ち出され、「急発進・急加速」など16項目で5段階評価と点数がつけられる。  国は「エコドライブ管理システム」と名づけ、3年前から総額80億円の補助金を出して導入を進めてきた。「エコに反対するもんはおらんやろうけど、助手席にずっと社長が乗っとるようなもんで気分悪かよね」。エアコンをつけたまま仮眠し、給料から8千円を引かれたこともあった。  起きたのは4時間後の午前6時だった。「まだ、寝足りんね」。だるそうにハンドルを握った。  関門橋の白い鉄塔が見えてきた。「今日の仕事の連絡なかったねえ。あぶれちまったかなあ」。九州を目前に、次の仕事を心配した。  「連続運転は最長4時間」「最大拘束は1日16時間」――。国の労働基準に照らすと違反だらけだが、「違反なしじゃ、食っていかれん」。  運転手歴15年。高校を出て入った会社が倒産し、友人に誘われた。当初500万円あった年収は、ここ数年で300万円台まで落ちた。  午前10時20分、目的地の佐賀の倉庫に到着した。荷下ろしの順番待ちのトラックが10台以上並んでいた。  「こんな生活、いつまで続くっちゃろね」。ハンドルの上に両脚を放り出し、たばこに火を付けた。 妻と子ども2人がいる。高校生の長男が「お父さん大丈夫かな」と健康を気づかっている、と妻から聞いた。大学に進んで欲しい。その時までに学費は稼いでおきたい。子どもの将来について、しばらく考えて言った。「好きな仕事をやってよかばってん、トラック乗りだけはダメだ」  午後3時すぎ、冷凍食品の荷下ろしが終わった。期待して仕事の連絡を待っていたが、携帯は鳴らなかった。  給料は歩合制で、東京行きは1往復6万円。月に6往復はしたい。「5往復じゃあ、家族が食べておしまい」。ため息をついて、久しぶりの熊本の自宅へ向かった。  年間の走行距離は18万キロ、地球を4周半走る。(金成隆一)