POCO  A  POCO  協働舎

住まいは人権! 一般社団法人協働舎
暮らしを高めるのは福祉制度の充実。
福祉制度の充実には私たち一人ひとりの声

雨宮処凛さん

2008-08-31 | まいにち

 夕方から雨宮処凛さんのお話があったので横川へ行ってきました。対談方式だったのだけれどもうお一人のお話がよく聞こえず、一時間半ほどいて帰ってきました。

 明日は午後7時から広島市中区幟町のカトリック司教館でコスタリカのお話を聞く集いがあります。どなたさまも大歓迎です。


ワーキングプア 人間らしい生活を求めて

2008-08-30 | 暮らし・社会
 今日は昼から広島弁護士会のシンポジウム「ワーキングプア~人間らしい生活を求めて~」に参加しました。

 広島大学の緒方桂子さんが、「格差社会と非正規労働政策の動向」と題して
日本社会における格差の広がりをジニ計数をもとにここ30年あまり格差は広がってきていること、先進諸国の中で市場原理主義に立っているアメリカ合州国、日本、イギリスなどが所得分配のふびょう度が高いこと、
 1995年に日経連が「新時代の日本的経営」を出し、労働者を「長期蓄積能力型活用グループ」「高度専門能力活用型グループ」「雇用柔軟型グループ」にわけ非正規労働者を増やしていく方向を打ち出していること、
 実はワーキングプアは女性のパート労働者ではずっと以前から続いてきておりそれが男性一般にも広がってきているのだと短い時間でわかりやすく説明をされ、彼らの問題としてではなく、仲間の問題、自分たちの問題としてとらえる中で解決への道が開けていけると話されました。


 NPO法人自立生活サポートセンター・もやいの湯浅誠さんは「反貧困 私たちにできること」と題して
相談メールを取り上げながら、火事になったら119 事故にあったら110番とはみんな知っているが、暮らしに困った時に「役所に相談してみよう」とはなっていないこと、
 生活できないとき、どこに相談すればよいのか学校でも家庭でも学ぶ機会はないこと そんな中で「ホームレスになる」か「自殺するか」しか選択肢がでてこないこと 
 全世帯が今母子世帯化し、全国が寄せ場化している、今「自己責任論」から解き放たれる必要があると話し始められました。
 これまでは労働相談と生活相談が別々に行われてきていたが、働いても貧困ラインから抜け出せない状況の中で、労働や生活の問題の境目がなくなってきている。
 日本は提灯型社会といわれてきたが、貧困層が増えることは逆に富裕層も増えてきていることであり、このままではひょうたん型社会になっていくだろう、
 「貧困」とは単にお金がないっだけではなく、私たちが貧困の問題だけを見ていては問題の本質を見失ってしまうだろう、生活相談・支援、トラブル・多重債務対応、生活保護申請の付添、緊急貸付 など、社会資源を充実させていく取り組みと 当事者のエンパワメント活動を共に進めていく必要があることなどを話されました。
 憲法25条が切り捨てられることは憲法9条が後ろから食いつぶされていることであり、今、様々な立場の違いを超えて市民としての責任を果たしていこうと呼びかけられました。


 明日、8月31日は午後5時から西区民文化センターで雨宮かりんさんの講演会があります。(参加費500円)

 また、9月10日には反―貧困キャラバンを迎え広島集会が開かれます。(18時から県庁前広場)

閉鎖病棟 ろう者

2008-08-30 | 読書
 京都への行き帰りの新幹線の中で箒木蓬生の『閉鎖病棟』を読んだ。12.3年前に出たものが文庫化されたもの。
 精神科病院がようやく変わり始めた頃の様子が書いてある(最も、昔のままの病院のほうがまだまだ多いのだが…)
 この中には、ろう者である(だろう)昭八さんが登場する。入院治療の必要はないが行くところがなくて(つまり引き取り手がなくて)入院生活を続けている一人だ。昭八さんがどのような経緯で入院となったかは知らない。
 
 私が精神保健福祉の仕事に就いた20年ほどまえ、県内の精神科病院には一人二人くらいずつこういったろう者がいたものだ。昼間はせっせと病院の作業の手伝いをする。病院やスタッフにとってはとても便利な入院患者が…。
 親が亡くなって兄弟の代になり、コミュニケーションが取れないために「直接行動」に出たせいで入院となった…。

 箒木さんはもともと本職は精神科の医師なので病院の中の様子はとてもわかりやすい…。

 ご一読をお勧めする。

新幹線が遅れていました。

2008-08-29 | 手話
 全国手話研修センターでの3日間を終え、帰ってきました。

 朝9時半から5時まで研修がびっちり。夜は大学へのレポートを書いたり、地域の手話サークルへお邪魔したり…疲れました。
 でも、これで今年の私の任務は終了です。 ホッ。


 研修センターで、『学校生活の手話』(用例集)と 中西喜久司先生の『北アメリカにおけるバイリンガル教育と京都府立聾学校の教育課程』(1996年)の2冊を買ってきました。
 中西先生はもうお亡くなりになりましたが、とても律儀な方でした。
 私が年賀状で未使用はがきの寄付をお願いしたところ、古い15円とかいったはがきも含めてたくさんお送りくださったことを思い出しました。


 名古屋~岐阜羽嶋間の集中豪雨とかで新幹線は壱時間ほど遅れていましたね。

定額減税

2008-08-28 | まいにち
ニュースを見ています。ついこの間,自民党とともに数を頼んで「恒久減税」だと言っていた定額減税を廃止し、高所得者向けの減税は継続を決めた公明党が今また定額減税を叫んでいます。選挙での票取りにはこんな浅ましい手法もありなのでしょうか? しかも壱年限りですって…。

悲報を聞いて

2008-08-28 | まいにち
 朝のニュースでアフガンでの遺体はやはり伊藤さんだったことが伝えられた。ご冥福をお祈りしたい。
 また政府が続けている自衛隊による米軍兵士輸送や、米軍へのガソリンスタンド事業など早急に中止するよう求めたい。

 人殺しのためではなく平和のために私たちの税金を使おう!

目覚まし時計

2008-08-27 | まいにち
 手話研修センタの目覚まし時計です。

 テレビ報道によるとペシャワール会のスタッフが殺害されたようだ。
 以前、写真家の白川義員さんが「日本人だと言うとどこでも気持ち良く写真を撮らせてくれた。平和憲法を持ちどこへも軍隊を送っていないから」
 ペシャワール会の中村先生もアフガンでの活動について同じような趣旨のお話をされていた。
 米軍によるアフガン侵略へ自衛隊協力は決して良い結果は招かないとも。
そのとおりになってしまった。
 いとうさんのご冥福を心からお祈りしたい。
 私たちの責任はとても重い。

「大東亜戦争に勝とう」と

2008-08-27 | まいにち
 外登法問題と取り組む全国キリスト教連絡協議会の「歴史をひらくとき」を電車の中でよんだ。

 中に「今は日本中が大東亜戦争に勝とうと、苦しみながら力一杯に暮らしています。これも世界の人々が一つ家に仲良く過す家族のようになるためです。この貴い神様のお示しに従う私たちは、ほんとに勇ましい日本の子供です。どんなに苦しい事にも負けないで、勝利をめざして進みましょう」1944年日曜学校おたより
が載っている。

 こんな過去をもしっかりと覚え続けたい、とおもう。
 それは 私たちの責任だろう。

いつもいつもぎりぎり

2008-08-27 | まいにち
 昨日、全国手話検定の申し込みが5240名を超えたと連絡をもらいました。
手話を学ぶ人たちにエネルギーと夢をもたらすテストとなってほしいものです。
 
 今日9時前のJRで関西へ出かけます。朝、パソコンを開くと「締め切りを過ぎた点数表がまだ届いていない…」と学校から督促のメールが。月末までだと思っていたのです。昨日は研修の参加費の振り込みが住んでいないと督促の電話をもらったし。

 仕方ないので新幹線の中でチェックをやり直して、至急送ることにしましょう。
今朝はそうめんのサラダを作っておきました。たっぷりと。


 ペシャワール会の現地スタッフが誘拐されたと新聞に載っています。一日も早く解放され、ペシャワール会の活動が継続できますように…。

豆を煮ています

2008-08-26 | まいにち
 居酒屋でしゃべっていて、今帰ってきました。家を2.3日空けるので、今豆を煮ています。といっても缶詰に味付けをしているだけなのですが。横着をしました。ダシだけは昨夜に作っておりました。
 仕事のない日のほうが忙しいみたい…。毎日どこかへ出かけています。