JAL不当解雇撤回ニュース NO.375 2014.5.20
公正判決求め座り込み&請願行動
5月12、13日、そして15日、不当解雇を容認した東京地裁判決の取り消しを求め、高裁前での座り込みを実施しました。当初、客乗の判決が予定されていた15日につては、座り込みに加えて、高裁への請願行動も実施しました。請願は憲法で保障された国民の権利です。この請願権を行使し、一人ひとりが不当解雇を撤回する「公正な判決」を求めて、東京高裁に請願書を提出しました。
【写真】東京高裁への請願行動では、順番待ちで長蛇の列。一人ひとりが一言述べて請願書を提出しました。
187人参加 各5600通の請願書を提出
3日間に及ぶ裁判所前座り込み行動には、約500名が参加しました。また15日の請願行動には187名が参加し、直接、一人ひとりが高裁に請願を行いました。背が行動は、決定からたった2週間という短期間での取り組みとなりしたが、請願書は事前に原告団に届いたものを含めて、乗員裁判、客乗裁判それぞれ、約5600通に登りました。 協力ありがとうございました。
たくさんの激励を頂きました
3日間の座り込みには、労働団体だけでなく、女性団体や農民団体、商工団体、そしてうたごえのみなさん等々、国民支援共闘や支える会に参加する皆さん等々、多様な層の人たちが駆けつけてくれました。また、座り込み行動に合わせて、原告団を激励する檄布を持参してくれた団体、そして心温まる様々な差し入れもいただきました。ありがとうございます。
提出した署名は36万筆に
5月15日までで高等裁判所に提出した署名等の数は以下の通りとなります。
公正判決要請署名=個人署名 36万筆
団体署名 12,000団体
公正判決を求める決議(要請) 800団体
公正判決要請ハガキ 25,000 通
公正判決を求める請願書 5,600 通
記者のみなさんにレクチャー
裁判の争点と原告が立証した解雇の不当性を説明
5月15日、座り込み行動終了後、弁護団、原告団、そして当該労組の代表は、都内において報道各社の記者のみなさんに、控訴審における争点、そして控訴審で新たに立証した解雇の不当性などを説明しました。この記者レクは、判決日を前に裁判の状況を正確に理解していただくことを目的に実施したものです。原告団からは山口、内田両団長に加え乗員原告の齋藤さん、客乗原告の宝地戸さんが、弁護団からは上条弁護団長、安原副団長が、当該労組より古川CCU委員長、三星日航乗組副委員長が出席しました。
客乗裁判 6月3日 15:00~ 101号法廷
乗員裁判 6月5日 13:30~ 101号法廷
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
発行:JAL解雇撤回国民共闘事務局連絡先:航空労組連絡会事務局
〒144-0043大田区羽田5-11-4フェニックスビル内
TEL:03-3742-3251