降って来るもの

写真と散文とぽえむ

聴心記.LⅥ

2017-12-28 14:42:51 | 聴心記

                LⅥ「永遠のコロナのように」

 

何時ものように僕は

創作現場へと足を向ける

 

是から遭遇するだろう千載一会の象徴が

どんな一行を

如何なる一編を

僕に齎してくれるのか

そのことが僕の曼陀羅にどのように織り成され

それがどのようなKATACHIで

曼陀羅のイノチを彩成してゆくのか

その愉しみHITOTU、心中に輝いて在れば

永遠のコロナのように

僕は何時でも温もって居られる

 

四色のball penと

文庫本サイズのmemo帳を

左右のpocketに突っ込んで

*12/28 14:42

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聴心記.LV

2017-12-28 07:04:28 | 聴心記

                   LV「再生の階kizahasiは」

 

常に、働きかけなければ

何時も、問いかけなければ

倦まず、模索しなければ

 彼の人の言の様に

あらゆる時間や場所や胸の音叉や

命の流離に意識を投影して

自分の存在を、匂い掛けしなければならぬ

 

if、アナタが

此のボクのように

ほんとうにガラン洞の不毛地帯を

 胸中に抱えてしまったと

知らされてしまったTOKIは

 

 -再生の階-は

 その行為の有無の如何で

 或いは

 それに伴う辛苦と等価で

遅速や長短の差異が生じたとしても

誰でもが必ず発見できる

 

千日回峰行の偉大な僧のように

唯の俗人には

気絶しそうな程に

 遠大で厳しい関門だが・・

                    「いつものように」

 

何時ものように

六地蔵の前に膝をついて

目に見えない仏の慈悲に

目に見えないイノチの先の安寧を願って

しずかに合掌する

 

今日の一歩さえ儘ならない剣が峰を

歩くヒトの群れなれば

唯、今日の一歩一歩が恙なきようにと

 血族、親人、縁の人の

*12/28 07:04:28 万甫

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