降って来るもの

写真と散文とぽえむ

拾ってゆく

2018-04-02 21:17:55 | 詩15

                        拾ってゆく

 

何時でもSIを詠う心が

去ってしまうことに

”怯”える

何にでも感応する心を

見失ってしまうことを

”忘”れてしまうことを恐れる

心の瑞々しさが

欠落してゆく

”怖”れよ

”情”の干乾びた世界など

UTUに値しないのだ

 

ココロが粟立つ現実を生きて

”慄”き、”忸怩”し、”恥”じて”憤怒”する

 

けれど、僕は

其処でこそ受胎する哀楽のUtaを

倦まず、迷わず、拾ってゆくのだ

 

一唱のmelodyさえ口遊めないヒトのために・・

04/02 21:42 万甫

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muを紡がねば

2018-04-02 06:20:07 | 詩15

                          muを紡がねば

 

全ての陰影を消し去って

真っ新になったmuneのキャンパスに

新しい言葉達は

抑揚を伴って遣って来る

 

最初は無でなければならぬ

全ての物語は

其処から産まれる

其処にしか始まりは無い

 

僕等は何時でも

次々に更新されてゆく敏感さで

無を紡がねばならぬ

 

その為に情kokorowoを磨かねばならぬ

muという未来の繊維を

今日という衣に織り上げる為に・・

04/02 06:20:06 万甫

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