拾ってゆく
何時でもSIを詠う心が
去ってしまうことに
”怯”える
何にでも感応する心を
見失ってしまうことを
”忘”れてしまうことを恐れる
心の瑞々しさが
欠落してゆく
”怖”れよ
”情”の干乾びた世界など
UTUに値しないのだ
ココロが粟立つ現実を生きて
”慄”き、”忸怩”し、”恥”じて”憤怒”する
けれど、僕は
其処でこそ受胎する哀楽のUtaを
倦まず、迷わず、拾ってゆくのだ
一唱のmelodyさえ口遊めないヒトのために・・
04/02 21:42 万甫