君の詩を!!
「君に恋してる」
君は驚異のスピードで
赤子を卒業してゆく
周囲の大人の言葉と意味を
瑞々しい頭脳に
柔らかな綿花のように吸収してゆくのだ
蒼唯、今日で満十一か月
おとつい自力で立ったのを見たよ
それからそれから
次の日の昨日
二歩も歩いたのを目撃!!
自力で、自分の意志で歩いた
だから今日は
独り歩き記念日も兼ねてのお祝いだよ
嫌なものは嫌と示せるし
嬉しいときは表情に出せる
じっと見詰める漆黒の瞳は
最初と同じで堪らなく愛しいけれど
虹彩は輝きを弥増し
貪欲に学びの窓になる
沈黙の時でさえ
君の想いは
秒速で増殖していると感じる
向き合って遊んでいたり
ぐっと抱き締めていると
一杯喋ってくれるのに
mamaとpapaもバアーも
それとわかる発音なのに
蒼唯よ
こんなに君に恋してるジイーが出てこない
何度も耳元で(爺じ)って吹き込むけど
まだ
出て来ない・・のだ
もう直ぐだよね
うん、もう直ぐ!!
その瞬間に僕の中では
晴れて6個目の「爺ぢい記念日」が完結する
2018. 04/03 06:50 まんぼ爺