もう一通りの
HITOは恐らく
おのおのに貸与されたscheduleとは別物の
自由意思で創造してゆく
それぞれ独自の日程表にも従って
自分という不確かな物体の
経歴という
繰り返しの過去を刻んでゆく
噂や評価とは全く違う色合いの
通常とは別次元に位置する
もう一通りの生き方を重ねて
イノチを運んでゆく
寧ろ隠された部分が
己の様の本分のように見えて
それは中々にcontrolできぬものだけれど
さりとて
明と暗、光と影、裏と表のない人生など
一本の棒グラフでしかなく
生きたとは言い難い味気無さになる
複雑怪奇な折れ線グラフを辿り
そのあやふやさに酔い痴れる足跡こそ
生きるに値する面白さになるに違いないと
納得ずくで前進するのだ
04/23 22:06 万甫