降って来るもの

写真と散文とぽえむ

複合体のぼく達を

2018-04-27 22:50:15 | 詩15

                        複合体のぼく達を

 

ほんの幽かな輪郭さえ

描けないtokiもある

そんなtokiには

もう一人の僕の

実体も無いのだ

けれど

何処かの筋力が

ボクを引っ張って

複合体のぼく達を

動かしてゆく

 

僕は何処に居て

何処に居るBOKUが

本物の実態なのか

自分でも解らないけれど

とにかく

僕だろうと感じる

その他のbokuは

明滅する日時を

大過なく遣り過ごしてゆく

 

それにしても

回転木馬のように

目まぐるしい

meの存在よ

04/27 22:50 万甫

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中間線よりは上の

2018-04-27 06:18:52 | 詩15

                      中間線よりは上の

 

結局のところ、僕は

幾足りのヒトと、一体

同じくしたのだろう、道中を

 そうして

幾ヒトの仲間と

道連れに成れたのだろう

 

同じ位の、僕は

別離を、どれ程のヒトと

否、多いかも知れぬ数多と

風を感じて来た、擦れ違う

 

是で良いという事態はないけれど

此処が極点という場所はないけれど

こうして、poemを生む

 僕の過去なら

可もなく不可もない部類に

選別されるだろうか?

 

確固たる基準などないから

自ずから、納得できる

今を生きる、身なら

 たぶん

中間線よりは上のイノチを

生きていると

 言えるのかも知れぬ

04/27 06:18 万甫

 

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淋しいポエムを

2018-04-27 05:55:47 | 詩15

                        淋しいポエムを

 

”漲り”が日に日に損なわれてゆく

 哀しいことに

それは何時でも

muneの腫瘍のように有って

 起居の度に

しみじみと深い亡羊の塒へ

soulを誘引する

 

減退してゆく漲りに正比例する

その感覚の増殖よ!

 

あらゆる種類の

僕を起立させている情感が

 同じように

色褪せ衰退してゆくのを

 ただ、畏怖する

 

-僕は淋しいUtaなど書きたくはないのだ・・

04/27 05:55 万甫

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