複合体のぼく達を
ほんの幽かな輪郭さえ
描けないtokiもある
そんなtokiには
もう一人の僕の
実体も無いのだ
けれど
何処かの筋力が
ボクを引っ張って
複合体のぼく達を
動かしてゆく
僕は何処に居て
何処に居るBOKUが
本物の実態なのか
自分でも解らないけれど
とにかく
僕だろうと感じる
その他のbokuは
明滅する日時を
大過なく遣り過ごしてゆく
それにしても
回転木馬のように
目まぐるしい
meの存在よ
04/27 22:50 万甫