言語の河
ほんとうは
異次元の精密機器のように
動かないと
無から有など
紡ぎ出す術はないのだが・・
けれど、爛れた心身の
時折りの祈りの最中に
垣間見える風景や
伝道してくる言葉があって
それこそが
神仏の加護のように
Messiahの福音のように
僕の身の裡を
一瞬の正気にさせる
その刹那の瑞々しさから跳ねる
ひとsizukuを集めて
流れ始める言語の河が在る
窮すれば其処に
救いに繋がる間口が
拓けることも有るのだ
生きることの可否は
人生の成算は
彼の高等数学よりも
複雑怪奇に仕組まれているが
幸か不幸か
全ての設問は
受け取る側のkokoroの振り方で解けるようにある
何人も、必ず
求め続ければ一つの答えに廻り合える
という、一個のsignalに邂逅するだろう
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