「或る朝のこと」
障子越しに届いている街灯の明かりで薄暗がりを保っている和室で目覚める。それが習性のように、先ずは枕元の目覚まし時計のスイッチを押してliveの時刻の確認をする。05:26時。うん、最近の平均的な覚醒時刻ではある。
徐に掛布団を取り除き、寝転んだまま慎重に下半身を動かしてみる。右足、左足、うんうん違和感なく動作できる。続いて肩を回し、両腕両手の作動具合も確かめる。よかったよかった、何事もなく今朝も五体は僕の意思に従容として一日を支えてくれそうだと安堵すると、やおら起き上がって正式の起床時間を迎える。
和室からリビングへ移動。日々の手順のリフレーンのようにカーテンを開け”雨のち曇り”の今日の予報の現在を確認(雨は・・、降ってないようだ、今は)してから、何時ものように次の動作に移行する。特大マグカップ一杯分の粉をメーカーにセットしスイッチをONにして、今日の僕の朝が滞りなく滑らかに滑り出す。
それにしても、去年の春に息子たち家族と同居することになって新築した”全館床暖”の威力は凄いものだ。このPCを置く和室の室温23.2℃湿度59%は冬の快適さに包まれていて、近づいてくる寒い季節の足音が聞こえだすと、唯一最初から息子たちと意思統一ができた”床暖の家”は大正解だったと確認させてくれるのだ。
直ぐにそんな、無事に古希を迎えた、新しい令和という時代の最初の、この家に住み始めて二度目の冬がやって来る。
R1 11/19 06:48 まんぼ
深まってゆく”秋とふ季節”を彩る花々を
陽光を慈しむオキザリス
見事に長く咲く”ガウラ"の
白い蝶と桃色蝶
七変化のチェリーセージ
ミニ薔薇の健気さと律義さと儚さと・・
シュウメイギクの残り花
名前が素敵な”サザンクロス”の
潔白の白色
其其に、良い、好い一日を 11/19 06:57 まんぼ