都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
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東京おもちゃ美術館ブログ
Children in museums Award 2024 レポート【表彰式編】
こんにちは。東京おもちゃ美術館 運営部 チーフディレクターの貝原です。
Children in museums Award 2024 レポート【前夜祭・プレゼン大会編】に引き続き、【表彰式編】をお届けします。
Children in museums Award 2024 レポート【前夜祭・プレゼン大会編】に引き続き、【表彰式編】をお届けします。
■■■ディナータイム
プレゼン大会後はバイキング形式のディナー、その後にいよいよ今年度のグランプリが決まる表彰式です。
ディナータイムと表彰式の会場は、レヴェンティス市立博物館。
この博物館は、3階建ての古民家(豪邸)を改装したもので、キプロスの歴史や発掘された遺跡を展示しています。
キプロスの小学生は一度は社会科見学で訪れるとのこと。
建物自体もキプロスの歴史として見ごたえのある作りになっています。
その博物館地下の多目的ホールにキプロスの郷土料理が準備され、ワインを楽しみます。
私達が着席したテーブルは、オランダの美術館のキュレーターとキプロス在住のレース編み作家も一緒でした。
キュレーターのお子さんも同席していたため、杉本が折紙を教えたところ、大人達もその折り方や仕掛けに驚いていました。
■■■表彰式
美術館地下のディナー会場から屋外の中庭に移動し、表彰式が行われました。
ノミネート7館の中からインドの美術館が選ばれ、TTMからミッフィー像の手渡しをおこないました。
インドが評価されたポイントは、「インドは未だ人身売買が行われ、美術館の様な文化的な要素に触れることができる子どもは一握り。しかし、少しでも裾野を広げようと『文化的なものに触れることができない・触れてこなかった子どもに伝えていくにはどうしたらよいか』『子ども達を集め、話し合いながら美術館のコンテンツを子どもと共に作り上げた』」という、対話やコミュニケーションの部分、美術館の成り立ちが評価されました。
●Children in Museums Award 2024公式サイトのレポート
https://hands-on-international.net/awards/award-2024/
●インドの地元紙にも掲載
https://www.freepressjournal.in/mumbai/mumbai-muso-becomes-first-indian-museum-to-win-prestigious-hands-on-children-in-museum-award-brings-miffy-trophy-to-india
■■■後夜祭
表彰式の後は、キプロスの民俗音楽奏者と舞踊のダンサーが登場し、最終的に参加者全員で民俗舞踊を踊って一日が終わりました。
踊りは23時まで続き、大いに話し、笑った1日でした。
↓後夜祭でも5連けん玉は大人気
この後は、翌日10/5(土)から訪問したギリシャ編に続きます。
次回で最終回です。
ギリシャの「ベナキ・トイ・ミュージアム」「幼稚園事情」をレポートします!
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