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東京おもちゃ美術館ブログ
みんなで13mの反物を染めよう!秋の展示&冬ツアー
東京おもちゃ美術館では、地元の文化として、
伝統を受け継ぐ 新宿・落合の染め文化を館内に展示しております。
伝統を受け継ぐ 新宿・落合の染め文化を館内に展示しております。
今回、新宿・落合にある「染の里おちあい」様にご協力をいただき、
13mの反物を染める企画、第1回目の秋の展示のご紹介、
第2回目冬ツアーの様子をお伝えします。
秋ツアーの様子はこちらから→みんなで13mの反物を染めよう!秋ツアー
まず、秋の展示は染め体験に参加したおもちゃ学芸員も
一緒に展示をいたしました。
染めた時には、白地の部分に黒い防染糊がついていた為、
広げた瞬間に、パッと明るく、色も綺麗に映えている仕上りに歓声があがります。
1mずつ分担して染めたので、自分の部分がどうなったかなと
わくわくしながら、展示作業を進めます。
今回初めての展示となる為、どうやって展示するか相談し、
針仕事もありながら、2階廊下の天井部に吊り、お披露目となりました。
10月の秋ツアーから始まり、現在も館内2階に展示をしております。
今後、春夏秋冬、4回の展示入替予定です。
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2回目となる冬ツアーは2024年12月10日に、今回は12名のおもちゃ学芸員と
一緒に、秋ツアーとはまたガラッと変わった柄の反物を染めて参りました。
染の里おちあいに到着してすぐ、代表の高市様に説明していただき、
早速染めの準備に入っていきます。
職人の井上様にご指導いただき、早速引き染めからはじめていきます。
今回は地を黄色に全体を染めていきました。
その後、3色を振り分けて、柄にさらに重ね塗をしていきます。
リボンのような柄の中で、3色の配分を変えて染めてみたり、
地の黄色を残したり、様々な組み合わせを考えながら、
集中して、だんだんと静かになる工房。。。
たまに顔を上げて、他の人を見ると、「そんな染め方もあるのね!
面白い!私もこんな風に染めてみたよ!」と楽しんでいるお話が
聞こえてきました。
今回も参加者の工夫が見える、素敵な仕上りになりそうです。
こちら冬の展示は2025年1月13日より開始予定です。
また写真の黒字の部分は、染め防ぐ防染糊ですので、仕上りは白くなります。
どんな風に仕上がるか、是非お楽しみにお待ちください。
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