半月前(7月12日)、「ナンキンハゼの不思議」という記事をアップしました。
今日、そのナンキンハゼのあった近くを通ったので、見てみました。
どちらにもちゃんと実がついていました。
この写真は7月12日に写していたものです。
ナンキンハゼは、雌雄同株、雌雄異花だそうです。
7月頃総状花序の花を付け、その先の方の大部分が雄花で、基部に数個の雌花を付けるそうです。
当時、手前の木の花は、こんな状態で実が付き始めていました。
同じ木を今日写したものです。花殻(雄花)は散り、実はこんなに大きくなっていました。
こちらは最初の写真の向こう側の木で、当時、花はこんな状態でした。
雌花があるはずの部分には実は付かず、再び花房らしいものが伸びていました。
これは今日写したものです。
当時付いていた花殻(雄花)は散り、新たに伸びていた花房に実がついていました。
この木の花(実)は全て同じ状態でした。
この2本のナンキンハゼの木は、たぶん同じ時期に、同じ種類が植えられたものと思われます。
なのに、木によってなぜ2回も花房をつけるなど、こんなに違った実の付き方をするんですかね。
自然界には不思議なことがあるものですね。?? 理由は分かりませんでした。
ところで、調べていて、ナンキンハゼ(南京黄櫨)の名の由来などが分かりました。
名は、中国原産であり、ハゼノキと同様に樹皮から蝋をとることにちなんでいるのだそうです。
熟した種子からも蝋がとれるそうです。昔は大活躍したようでした。