四季折々

~感じるままに~

「大蛇退治伝説」と「ゆずりは農道」

2015-07-28 21:59:41 | 写真・花

20日ぶりに田舎へ帰ってきました。
途中、前から気になっていた場所に初めて立ち寄ってみました。
なんと、「日本書紀(720年)」に記載されているという伝説の池がありました。




国道54号線の八千代町上根交差点から、白木町へ抜ける「ゆずりは濃道」を少し進んだ地点です。

クリックしてみてください。
「日本書紀」に記載されている大蛇退治伝説の大蛇の発祥の地だそうです。
「芸備通誌(1825年)」にも、「国王ヶ池その底はかり難し、大沢にて大蛇の棲むところなりし」とあるそうです。



池のすぐ側に「ゆずりは農道竣工記念碑」が設置されていました。その後に大きなユズリハの木がありました。


ユズリハにこんな実がなることを初めて知りました。


石碑の後がユズリハで、その左後が「国王ヶ池」です。


右の道路が安佐北区白木町志路方面につながっている「ゆずりは農道」です。
この場所は、カーブの変則四差路となっており、止まりにくくて、いつも素通りしていました。


平成5年に竣工した「ゆずりはトンネル」です。
約200メートルの長さのトンネルで、真ん中が安芸高田市八千代町と安佐北区白木町の境界です。
白木町井原で県道広島三次線とつながっています。


「国王ヶ池」は、付近一帯の田圃が深田だったという証に(深い池が)残されているようです。
その昔、土地の人々が深い田んぼと格闘していたことなどから、
大蛇伝説が生まれたようです。

「ゆずりは農道」の名は、この付近の山などでユズリハが多く見られたことから付けられたようです。
大蛇伝説とは全く関係ないようです。

ユズリハの名の由来は、若葉が伸びてから古い葉が落ちることからきているそうです。
これを、親が成長した子どもに後を譲るのにたとえて、おめでたいとされているのだそうです。
こうしたことから古くから正月飾りに使われているとのことです。



今日、田舎ではマクワウリ、ゴーヤ、ピーマン、シシトウ、ナスを収穫しました。ナスは不作でした。
4時間余りかけて草刈りもしました。いい運動になりました。

 

コメント
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