不動院金堂(国宝)の前で菩提樹の花が咲いていました。
昨日午後、市内中心部に出かける途中に立ち寄って出会ったものです。
調べて見ると、菩提樹の花は5~6月に咲くようです。 ???です。
こんな花でした。1枚目の写真の中央左寄りにある粒は実ではないかと思います。
こんなたたずまい(樹高約4m)で、主に上方に花やつぼみがついていました。
上方をトリミングしてみたものです。
かたまってつぼみがついていて、咲き始めている部分もありました。
咲き始めているような部分をアップして写してみました。
中間にあったつぼみと葉っぱです。
不動院金堂(広島市内で唯一の国宝)です。
天文九年(1540)頃の建築で、現在国内に残っている禅宗様の仏殿の中では最大規模のものだそうです。
赤い建物は鐘楼で、右に見える屋根は桜門です。
鐘楼は、永享5年(1433年)の建築で、国指定の要文化財だそうです。
桜門は、文禄3年(1594年)の建築で、これも国指定の重要文化財だそうです。
菩提樹は、科の木(シナノキ)科、 シナノキ属だそうです。
釈迦(しゃか)がその下で「悟りを開いた」ということで知られ、
その由来から、寺院の庭園などによく植えられているそうです。
しかし、釈迦が実際に悟りを開いたのは桑科「インド菩提樹」の下で今の「菩提樹」とは違うそうです。
なぜ間違って伝えられたのか? いろいろと説があるようです。
それはともかく、この菩提樹の開花期は初夏の頃(5~6月)に間違いないようです。
なぜ今頃咲いたのか? このところの異常な気象のせいで時期を間違えたのでしょうか?
来年の初夏頃また訪れてチェックしてみようと思っています。