近所のお宅の塀で、野イチゴを大きくしたような真っ赤な実がなっています。
ビナンカズラ(美男葛)のようです。サネカズラ(実葛)ともいうそうです。
この実は、食べられなくはないが、おいしくはないそうです。
塀の内側からたくさんの枝が伸び、1本の枝から2~3個の実がぶら下がっていました。
ひとかたまりの実の大きさは直径3~4cmでした。
日本、朝鮮半島、台湾に分布(原産)の常緑のつる性植物だそうです。
和名のサネカズラ(実葛)は、実(サネ)が美しい葛(カズラ)という意味だそうです。
また、かつてツルの粘液を整髪料として使っていたことからビナンカズラ(美男葛)ともいうそうです。
観賞用として植えられているようですが、実には咳止めなどの薬効成分が含まれているそうです。
8月頃に咲く花も、小さくてきれいだそうです。今まで気づきませんでしたがぜひ拝見しようと思っています。