三篠川に架かる鳥声橋(とりごえばし・安佐北区上深川)が無残な姿になっていました。
昨年11月のウォーキングの際、素晴らしい景色を眺めたあの橋です。
広島と県北を結び地域住民の生活も支えてきた橋ですが、再び架かることはないかも知れません。
この橋です。
中央付近の橋桁が落下しており30~40m流されていました。
芸備線の鉄橋中央付近に何かがぶつかったらしく、ゴミが残り線路がひん曲がっていました。
「昭和六年六月竣工」と彫られていました。威厳を感じさせる造りでした。
鉄橋の下流側バイパスには新鳥声橋が架かっています。
新鳥声橋ができるまでは半世紀以上にわたって広島と県北を結ぶ重要な役割を担ってきたものと思います。
水道管も切断されていました。このため狩留家・白木方面は断水しています。
水道管は、新鳥声橋に迂回する緊急工事がなされていました。
狩留家・白木方面の断水は3~4日後には解消するそうです。
今回(7月6日夜~7月7日朝)の災害は、西日本を中心に広範囲にわたって莫大な損害をもたらしているようです。
バイパスが通り新鳥声橋が架かっている現状では、この橋の架け替えは無理かも分かりません。
素晴らしい景観でもあったのに、残念なことです。