四季折々

~感じるままに~

熱射の中のボランティア

2018-07-15 18:25:07 | 同好会・ボランティア・オカリナ

この度の7月豪雨で被災された、健福大同期生のお宅へ、土砂搬出のお手伝いに行ってきました。
安芸郡府中本町のSさん宅です。庭にものすごい量の土砂が堆積していました。
熱射の中、たくさんのボランティアの方が一生懸命取り組まれている姿には本当に感動しました。


丁度9:00、到着したときは7~8人の方が作業をしておられました。


Sさん宅です。広い庭にびっくりするほどの土砂が堆積していました。


玄関側に回ると、この有様でした。ここにあったのだそうです。左側が玄関。

不幸中の幸い、玄関や屋内(床上)には浸水等しなかったそうです。






土砂は、丁度窓際の高さまで堆積していました。50㎝くらいの厚みでした。
泥水はさらに高い位置(エアコン室外機の痕跡くらい)まで迫ったようです。




11:00頃からどっと人数が増えました。
それまでは20数名でしたが、一気に倍くらいの人数になりました。

作業は土砂を掘り集め、集めた土砂をバケツに入れ、バケツリレーで表側の道路に排出する。
というものでした。私はスコップでバケツに入れる作業を担いました。
15分ごとに休憩を取りながら、水を飲みながらの汗だくの作業でした。

11:45、表側道路での重機作業の関係上、土砂を排出できなくなり、13:00まで昼休憩となりました。
私たちは高齢者グループなので、この時点で終わらせていただくこととしました。




問題の場所です。
この橋に上流から押し流されてきた土砂や流木がつまり、濁流となって町を襲ったようです。


この上流には「水分峡(みくまりきょう)」という峡谷があります。
その峡谷には、砂防ダムによりせき止められた大きな池があり、この周辺で土石流が発生したためのようです。
雨もやみ、晴天の日が続いていた7月10日の正午前頃のことでした。(各地で災害が判明したのは7月7日の朝)
ニュースで知った時、まさに「青天のへきれき」でした。

同期のSさんのお宅は、この橋の左方50~60mのところなので特に大きな被害となったようです。


車を置いていた府中小学校は土砂の集積場になっていました。ものすごい量の土砂が集められていました。


ボランティア受付所前で記念の1枚を押していただきました。
女性の方は、同期のT女さんの友人のNさんで、以前府中町に住んでおられたとのことでした。

猛暑の中、皆さんご苦労様でした。
ちなみに、今日は、私の住む広島市北部の安佐北区でも、今年最高の35.5度を記録したそうです。

コメント (2)
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