昨朝のウォーク中、似たもの同士の3種の花に出会いました。
ルコウソウ(縷紅草)、マルバルコウ(丸葉縷紅)、ヘクソカズラ(屁糞葛)です。
どれも小さな花で、ツル性なのに、葉が違い、ツルの巻き方が違うなど、三者三様でした。
その1 ルコウソウ(縷紅草)・・・ヒルガオ科ルコウソウ属ツル性植物
花は細長いラッパ状で小さな星形。
葉は糸のように細くレースのカーテンのようでした。
ツルは右巻き(Z巻き、右肩上がり)でした。
その2 マルバルコウ(丸葉縷紅)・・・ヒルガオ科サツマイモ属ツル性植物
花は細長いラッパ状でルコウソウによく似ていました。
葉は丸くてハート形でした。
ツルはルコウソウと同じ右巻き(Z巻き、右肩上がり)でした。
その3 ヘクソカズラ(屁糞葛)・・・アカネ科ヘクソカズラ属のツル性植物
ルコウソウ(縷紅草)、マルバルコウ(丸葉縷紅)、ヘクソカズラ(屁糞葛)です。
どれも小さな花で、ツル性なのに、葉が違い、ツルの巻き方が違うなど、三者三様でした。
その1 ルコウソウ(縷紅草)・・・ヒルガオ科ルコウソウ属ツル性植物
花は細長いラッパ状で小さな星形。
葉は糸のように細くレースのカーテンのようでした。
ツルは右巻き(Z巻き、右肩上がり)でした。
その2 マルバルコウ(丸葉縷紅)・・・ヒルガオ科サツマイモ属ツル性植物
花は細長いラッパ状でルコウソウによく似ていました。
葉は丸くてハート形でした。
ツルはルコウソウと同じ右巻き(Z巻き、右肩上がり)でした。
その3 ヘクソカズラ(屁糞葛)・・・アカネ科ヘクソカズラ属のツル性植物
花はラッパ状とはちょっと違いうものの、前の2種同様小さくて可愛い花です。
葉は長くてハート形で、ツルは前の2種とは違う左巻き(S巻き、左肩上がり)でした。
可愛い花なのに変な名前がつけられているのは、葉や茎など全草を傷つけると悪臭を放つことからとか。
つる性植物は、その個体がその場その場で勝手に好きな方向に巻きついているのではないそうです。
ルコウソウ、マルバルコウ、アサガオは全て右巻きに、ヘクソカズラはどの場所でも左巻きだそうです。
面白いですね。
なお、これらツルの巻き方表現の左巻き、右巻きについては、長らく混乱があったようですが、
葉は長くてハート形で、ツルは前の2種とは違う左巻き(S巻き、左肩上がり)でした。
可愛い花なのに変な名前がつけられているのは、葉や茎など全草を傷つけると悪臭を放つことからとか。
つる性植物は、その個体がその場その場で勝手に好きな方向に巻きついているのではないそうです。
ルコウソウ、マルバルコウ、アサガオは全て右巻きに、ヘクソカズラはどの場所でも左巻きだそうです。
面白いですね。
なお、これらツルの巻き方表現の左巻き、右巻きについては、長らく混乱があったようですが、
日本植物学会が1956年に発行した「学術用語集植物学編」によると、
(1) 支持木に巻きついている「つる」を外から見て、右方に向いていれば「右巻き」
(2) 「つる」の伸張方向を出発点(下)から見て、時計回りならば「右巻き」
となっているそうです。