過ってアコ―ディンの指導を受けていた中山英雄先生が病気のため亡くなりました。
私より4歳年上の90歳だったそうです。三味線と尺八の名士だった両親のもとに育ち、ピアノ、声楽、指揮、アコーディオンと音楽と共に生きて来たそうです。
合唱団 白樺 合唱団 道 などで指揮者としても活躍されてきました。また、音楽センターのアコーディオン講師としてその普及に勤めました。
私は、入間市の宮寺アコーディオンサークルでお世話になりました。
短い期間でしたが、アコなど触ったことのない高齢者の私に、親切に教えていただきました。家庭の事情で10年程前に退会しましたが、落ちこぼれの生徒でした。
それでも、ふれあいあきつ の食事会などで歌の伴奏をさせてもらい、毎年 8月6日の所沢平和祈念式で「原爆許すまじ」などの歌の伴奏をさせてもらっています。
通夜式では多くのアコ仲間(昔、教えていただいた先輩)にお会いすることが出来ました。
メモリアルホールには多くの思い出の品々と共に、最後に演奏した曲の楽譜も展示してありました。ダニーボーイです。
宮寺アコーディオンサークルの「陽だまりコンサート」で生徒と一緒に合奏した時の楽譜のようでした。
私は、中山先生の戦争体験に基づく「平和でなければ音楽は出来ない」「音楽を通して世界の人々が仲良く」「憲法9条を生かし、再び戦争する国にしてはならない」との信条にも触れてきました。
先生の遺志を大切にしてこれからも過ごして行きたいと思います。
中山先生、お世話になりました。平和な世界をめざして努力しますので、安らかにお休みください。ありがとうございました。
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