昨日7月20日のの東京新聞の一面です。
自衛隊の中で色々の不祥事発生していても「文民統制」が機能していないとその実態を報じています。
記事以外にも自衛隊が公務として隊員を靖国神社に参拝していたことなど、あの戦争の頃の体質そのままです。
私は、たまたま、図書館から「若いひとに語る 戦争と日本人」という本を借りて読んでいます。
著者は保坂正康さん。私より2歳年下の方です。
私は「若い人」ではありませんが、あの戦争に至る経過を学びなおしています。そこには大正デモクラシーから日中戦争、太平洋戦争に至る軍部の動きを述べています。
読んでみて、改めて、今の政治状況とよく似ていると驚きました。
自衛隊が日に日に力を持ち、文民統制を無視していること。米軍と自衛隊の意思決定が政府の政策を動かしていること。マスコミがイエスマンになり、世論を戦争への道に誘導していること、NHKは政府の方針をそのまま垂れ流しています。
正に、先の戦争中の時と同じです。
私は、「戦争が廊下の奥に立っている」の俳句が思い出されてなりません。
私の生まれる直前に作られた俳句だそうです。そんな時代の再来はゴメンです。
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