撤去すべきものは！

東京・霞が関の経済産業省の歩道側の一角に脱原発を訴える市民グループがテントを張って運動を進めています。国がその撤去を求めて裁判を起こしました。２６日、東京地裁は「国有地の占拠は認められない」としてテントの撤去と土地使用料　約1,140万円の支払いを命じました。
市民グループは、「テントを撤去するな！　撤去するのは原発の危険！」と訴えています。


（写真は、東京新聞から）

国・通産省は、原発の撤去・廃炉　こそ目指すべきです。福島原発の放射能水の海への垂れ流し 問題こそ優先して解決すべきです。福島原発事故の後始末も出来ないのに、原発の再稼働など問題外だと考えます。


一方、沖縄の名護市辺野古米軍新基地建設現場でもテントの撤去をめぐって緊迫した状況が続いています。


（写真は、しんぶん赤旗から）

米海兵隊基地キャンプ・シュワブのゲート前の歩道にある基地新設反対を訴えるテントを、米軍の意向を受けた国が撤去を求めてきています。この国の暴挙に反対する高校生は、「撤去すべきは、新基地反対のテントではなく、米軍の基地こそ撤去すべきです」と訴えたそうです。

霞が関でも、沖縄でも、撤去すべきは、危険な原発であり、長年、沖縄に押し付けられている米軍基地です。国は、撤去を求める対象を間違えていると思います。

誰でも楽しめる囲碁

今日は、年金者組合の囲碁サークルの例会でした。午後から北風が急に強くなり、寒くなりました。
そんな天候のためとは思えませんが、参加者が少なかったです。それも、私以外は３人の女性だけでした。

この女性陣の囲碁は、超初級の実力です。１５級とか２０級とか言われる棋力です。でも、自分たちで対局して最後まで並べられるのですから、大したものです。



対局している姿が、いかにも楽しそうです。
囲碁を楽しく打てるのは、高段者ばかりではありません。棋力が低くても、好敵手を探せば、楽しく何局でも打てます。
勝った、負けたと賑やかでした。そして、次回も対局しましょう！　と約束していました。

能トレ、ボケ防止、そして親睦を深めるのが囲碁サークルの目的です。棋力の向上は、楽しく打てた後についてくるものです。
そんな手本のような今日の囲碁サークルの例会でした。

問答無用で、強権的に！

沖縄県の辺野古基地の建設工事が、政府の言う「粛々」？　と進められています。米軍基地とするために、沖縄県民の民意を無視して工事を強行するのを見て、安倍政権は、どこの国のために政治をしているのか？　と目を疑います。



辺野古に造ろうとしている米軍基地は、面積も、基地機能も普天間基地を大きく上回ります。その上、一旦、基地を建設すれば、１００年、２００年と使用可能な基地です。沖縄は、永久に米軍基地から解放されないことを意味するかも知れません。

美しい海に囲まれた辺野古です。



素晴らしいサンゴ礁とジュコンが住む、世界に誇れる美しい海です。
今、その海に基地建設のための重機が用いられて、サンゴ礁も美しい海も埋め立てられようとしています。



これが、日本政府のやるべきことでしょうか？
安倍政権は、面会を求めた沖縄県知事に会おうともせず、正に、問答無用で工事を進めています。私は、安倍政権のやり方は、絶対に容認できません。

しかも、基地建設に予定された地域以外にも、コンクリートブロックが次々に投下され、サンゴ礁を押しつぶしているとも伝えられています。そんな報道を見聞きする度に、私は怒りを覚えます。

私は、いつまでも米軍の力に頼るのではなく、日本独自の安全保障を考えるべきだと思います。その中心が、平和憲法９条です。世界に向かって誇れる、憲法９条を盾に平和外交を進めるのが、日本のとるべき道だと考えます。

誰もが安心できる年金制度を！

今日は、年金者組合が毎月取り組んでいる「年金改悪反対」の所沢駅東口の駅頭宣伝に参加しました。
午後３時から１時間、駅利用の市民みなさんに私たちの主張を書いたチラシを配りました。




かわるがわるマイクを握り、署名を呼びかけました。



税金は上がるは、年金は下がるは　では年金生活者の生活は成り立たないし、将来年金を受給する若い人のためでもあります。「誰もが安心できる年金制度を！」との訴えです。

署名に協力してくれる方もいました。



署名してくれる方は、女性が多かったです。

街頭宣伝　参加者が　９人、署名をしていただいた方が　４０人。道行く人の関心はまだまだ薄いようです。
でも、これに怯まず、粘り強く運動を続けて行こうと思いました。

娯楽、音楽映画『マエストロ』

映画『マエストロ！』予告編


久し振りに映画を見に行きました。
家人が病気上がりであることもあり、気晴らしのためでもあるので、娯楽・音楽映画「マエストロ」にしました。

解散した交響楽団を再結成して公演を成功させるまでの映画です。その演奏曲目がベートーベンの第５・「運命」とシュウベルトの「未完成」でしたので、劇中、この曲の練習風景などもあり、これまた久しぶりにクラシック音楽を聴いたような気がしました。

本物のコンサートに聞きにゆければいいのですが、映画の値段ではコンサートは聞けません。
肩の凝らない娯楽映画とベルリンフィルの演奏をつまみ「聞き」した映画鑑賞でした。