私が最初にアコーディオンの手ほどきを受けた花岡先生のソロコンサートを聞きに行きました。
会場は、小ホールでしたが満席でした。花岡さんは所沢、清瀬、国立などアチコチにアコーディオン教室を持っています。その生徒さんや地元の方なのでしょう。私のアコ仲間も何人も聴きに来ていました。
開演時間になり、みなさんが舞台を注視していると、花岡さんは、後ろのドアーの方から子どもの歌メドレーを弾きながら階段を下りてきて、ドレミの歌 など客席の手拍子を受けながら舞台に上がりました。
舞台は、マーチ、ワルツ、ポルカといろいろのジャンルの曲を2曲づつ演奏しました。いずれもポピュラーな曲ばかりでした。
ピアノとアコの二重奏で、シャンソン=パリのお嬢さんやタンゴ=ラ・クンパルシータ など4曲を演奏しました。
休憩後の第2部で、「テノール独唱」とありました。歌手の名前が書いてないので誰が歌うのかと訝りましたが、なんと花岡さんが歌ったのには驚きました。熱意と努力の程は理解できましたが、聴く方も少々疲れました。
ピアノ独奏の後、アムール河の波などアコ独奏5曲でした。
アコ独奏17曲、テノール独唱 4曲 とハードなプログラムでした。
プログラムを終わったところで花束が贈られました。
お孫さんなのでしょう。
最後に、会場のみなさんと「青い山脈」「故郷」を合唱しました。
歌リードは花岡さんのお連れ合いさんの千鶴子さんでした。
花岡千鶴子さんが司会進行などすべてをこなしていました。
「ミューズのホールで演奏会をやりたい」と言う夫のわがまま?を陰で、表で支えた千鶴子さんの演出が光っていました。
古希を過ぎての初めてのソロコンサート、聴かせてもらった私も最初は緊張していましたが、会が進むにつれて、楽しい雰囲気になりました。家族総出のアットホームな素敵な演奏会でした。