人並みに我が家の今年の3大ニュースを考えてみました。平々凡々の生活でしたので驚くほどのことはありませんでしたが、あえてあげれば次のの三つです。
1 東日本大震災以来一度は被災地を自分の眼で見てみたいと思っていました。思いきぅて5月下旬、連れ合いとふたりで岩手県宮古から南下し、福島県いわきまで三陸海岸を見ましのた。軽自動車で1500キロメートルを4泊5日で回りました。遅々として、災害復興の進まない現地を見て胸が痛みました。残念だったのは、福島第一原発事故の被災地を見ることが出来なかったことです。国道6号線は、「駐停車禁止、窓を閉めて走行」との掲示があり、止まることもできませんでした。立ち入り禁止の看板ばかりで、車窓から垣間見る原発事故の被災地は人影もなく、悲惨なものでした。改めて、またこの目で見てみたいと思いました。
2 97歳の母親が、介護5 になり6月に老健施設(特養)に入所することになりました。連れ合いの病気のこともあり、我が家では介護できなくなったための苦渋の選択でした。入所施設は我が家から近く、私や家族・親族が毎日のように面会に行っているので本人もそれなりに納得しているようで休心しました。
3 三年前に難病で不治の病になった連れ合いが何とか年を越せそうになったことです。本人の病と闘う前向きの精神と子や孫たちなど廻りの人に支えられてとりあえずは平穏に新年を迎えられそうです。
昨日、老健施設で97歳の母親に聞きました。「今年、良いことがありましたか?」 「よいことなど何もなかった」「来年はよい年になりそうですか?」「良い年などになりそうにない」「何故ですか?」「家のことと言うよりは、政治が悪すぎる。これではみんなによいことなど望めない」と言いました。私も母親の意見に同感です。「政治が悪すぎる」 こんな政治を良い方向に変えるため、新しい年にも頑張りたいと思います。
一年間、つまらないブログを見てもらいありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。みなさん、よい年をお迎えください。