囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

「ひととして信用出来ない」

2019-01-31 17:43:57 | 囲碁きちのつぶやき

 今日のしんぶん赤旗のコラム欄です。朝日新聞の「天声人語」、東京新聞の「筆洗」にあたるコラムで毎日掲載せれます。

私は、このコラムが好きで毎日読んでいます。今日の「政策の良し悪しよりも、ひととして信用できない」という老夫婦の声を紹介していました。私も、全く同感です。

これが庶民感覚だと思いますが、それが選挙の結果に表れず、大手を振って国の政治の舵をとっているのだからとても危険です。

ぜひ、ご一読ください。

 

きょうの潮流

 消費税10%中止署名を集めていたときのこと。団地で暮らす老夫婦と対話になりました。政治の話になると、静かな口調に怒りがにじみます。「政策の良しあしをいう前に人として信用できない」

▼自分たちはまじめに生きてきた。定年まで働き、2人の子どもを育て上げ、罪を犯すことも、他人をだますこともなく。それが当たり前だと。ところが、いまの政治はどうだ。うそや隠ぺい、ねつ造や改ざんばかりが耳に入ってくる…

▼同じ社会の一員として誠実に生きようとしている人の多くは、暗たんたる思いを抱いています。この堕落した政治がいつまでつづくのか。今年の国会も厚労省の統計不正で幕を開けました

▼国民の生活に直接影響する調査が、お手盛りであっても知らんぷり。しかも、それを隠したままこっそりとデータを修正する。公になると組織に責任が及ばないよう第三者の名のもとで早急に幕引きをはかる。ところがそれもほとんど身内が調べたというお粗末

安倍首相が豪語する実質賃金の増加も消費税増税の根拠も崩れました。官僚の腐敗がこれだけ甚だしいのも、モリカケ疑惑であらわになった政権のモラル崩壊が元凶にあるからです

▼いままで大切にしてきた価値観をふみにじられるようなありさま。結束が求められる野党は国会での協力を強めるとともに参院選の1人区すべてで候補者を一本化すると合意しました。実直に生きる人びとの希望となれるのは、人の道を踏み外した政権に取って代わる政治の実現です。

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原発に対して ふたりの首相

2019-01-30 14:13:32 | さよなら!原発

1月27日付のしんぶん赤旗日曜版にこんな記事が載っていました。

一面には、安倍首相がトップセールスで進めてきた原発の海外輸出がどこもうまく行っていないという記事です。

地図入りで「成長戦略」の柱であった原発輸出が、どの国でも行きつまり、輸出戦略自体が破綻している現状を解説しています。

同じ日曜版の29面の書評の欄です。

作品のいくつかを書評を兼ねて紹介しています。

自民党の元首相の本を書評の欄で紹介(宣伝?)するのは珍しいことです。

「やればできる 原発ゼロ」。小泉純一郎元首相の書いた本です。

私は元郵便局で働いていましたので、小泉元首相の郵政民営化など、その政策を全く評価していません。しかし、小泉氏は、福島原発事故を受けて「自分の考えが間違っていた」との反省の上に書いたと言います。

「原発ゼロ」を目指す点では、私は、小泉氏の姿勢を評価したいと思うし、できれば本も読んでみたいと思います。

みなさんは、どちらの首相の考えに共鳴しますか?

 

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今年もやります「所沢うたごえ合唱交流会」

2019-01-29 17:07:55 | 年金者組合のこと

年金者組合のうたごえサークルの練習日でした。インフルエンザの流行と北風の寒い日でしたので、参加者はいつもよりすくし少なかったです。

その会場で、第8回所沢うたごえ合唱交流会のチラシが配られました。

今回で8回目です。9団体 1個人が出演します。

私たちの年金者組合うたごえサークルも初回から参加しています。所沢うたごえ喫茶LOVE&PEACEの有志も今回で 3回目の参加です。

日 時   2019年 4月 7日(日) 12時0分開場 13時 開演

ところ   所沢中央公民館ホール

今から予定に入れていただき、ひとりでも多くの方にご来場いただけるよう、お願いします。

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「主たる介護者・・・」

2019-01-27 18:01:19 | 日記

インフルエンザが猛威を振るっています。

母親がお世話になっている老健施設でも、「面会禁止」が続いています。

今日は、どんな様子か施設に聞きに行きました。

受付には、こんな掲示がありました。

全国のインフルエンザの感染状況です。関東は、真っ赤かです。

面会についての掲示です。

 面会は、主介護者ひとりのみ、マスクをつけて居室で短時間 となっています。

許可を得て、面会しました。

食堂で昼食を食べていました。

本人の体調は特に変わりないようで、食事も完食でした。

まだ、当分「面会禁止」が続きそうです。

母親は「施設の隣の中学校でインフルエンザが流行っているようで、家族がインフルにかかっているスタッフも草で、ここにも感染者が出るのでは・・・」と心配していました。

一応、私が「主たる介護者」ですので、私以外は、「面会禁止」です。

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「国策だから・・・」に翻弄されて

2019-01-27 13:35:33 | 囲碁きちのつぶやき

 今朝、6時過ぎから偶然に、NHKの「目撃にっぽん」という番組を見ました。

沖縄・辺野古の街の現地を取材したドキュメンタリー番組でした。

 NHKの記者が取材のために4ヶ月沖縄の辺野古に住んで、見えてきた現地の方々の本音だと言います。記者は、辺野古基地建設に反対の方、基地建設容認の方、双方を取材していました。

この番組を見た方のツイッターのひとつです。

『こんなに静かな農村に、基地というものは、戦争と同じ、もしくはそれ以上の心の傷や、悩みの種を植え付けてしまったんだろうな。なぜ苦しむのが疲弊するのが国民だけなのか?この特集はたくさんの人に知ってほしい。』

♫♫♫♫♫

反対運動を続けて来た方が示した昔の写真です。

運動が盛り上がったころの写真で、20年前だそうです。

国の強引な建設強行に、「国策だから・・・」逆らっても、と一人減り二人へり、組織を解散した時の写真だそうです。

反対を叫び続けてきた方々の苦悩が浮かび上がります。

基地建設が自分たちにとって良いことだとは思わない はすべての方の認識です。

でも、「国が興策として建設を強行している以上、逆らえないのではないか・・・」が本音のようです。

結局、「工事を止められない以上、条件をつけて容認せざるをえない」これが容認する人々の気持ちです。

実際に海に土砂が投入されるのを見て、こんな本音も語っています。

「土砂が投入されると言う時期になっても、保障もない」と怒っています。国は、容認派には「個別保障」の餌をぶら下げ続けています。

しかも、直近に開かれた防衛施設庁の説明会でも

「区民の方に還元できるような施策を検討する」と個別保障の餌をこれからもぶら下げ続けるようです。容認派は、それでも、「今後を見守る」と国の施策に期待せざるを得ないと言っていました。

大綱引きの祭りの時ぐらいは、基地の問題は考えるのをやめようと、容認、反対双方の区民が集ったそうです。

そして、地元の方は、反対、容認双方の方とも「海を見たくない」と言っていました。

現実に、美しい海が土砂で埋め建てられる時、そんな海を「もう見たくない」と言うのが偽らざる心情でしょう。

 妻からも「まだ続けるの・・・」と言われながらも高校生たち現地見学者者に基地反対を語りかける人、容認派も反対はもいづれも、国策に翻弄せれる人々の苦悩がにじみ出ています。

 でも、私は、よその国に兵を送り、無謀な戦争を仕掛け、最後は沖縄の人々を巻き込んだ地上戦をやらされたのも、「国策だった」ことを忘れません。

 そんなバカげた国策を二度と起こさないためにも為政者のやることをキチンとチエックしてゆく必要があると思いました。

 辺野古基地建設賛成・反対・あるいは無関心の人も含め、ぜひ、みんなで見て、みんなで考えてみたい「目撃にっぽん」の番組でした。

 

 

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