フレイルが進み、私も介護保険の要支援の認定をうけました。2月からは医療生協所沢診療所の通所リハビリを受けることにしました。
そこでは、冒頭に「今日は西暦何年、何月、何日でしょう?」と質問され、みんなで大きな声で答えます。
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(写真は施設の機関紙から転載
次に、「今日はどんなことがあった日でしょう。」とモニターに色々の項目が映し出されます。
昨日は、2月19日でしたので、万国郵便連合加盟記念日、ㇷ゚rpレスの日 等々が出てきました。その中に、「強制収容を忘れない日」と言うのがありました。
スタッフが「この中でさらに詳しく知りたい項目がありますか」と質問しましたので、私は挙手をして「強制収容を忘れない日」を指しました。私自身が知らなかったからです。
スタッフがその項目をクリックすると、その概略の説明文が出ました。
以下の、文章でした。
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強制収容を忘れない日(2月19日 記念日)
1942年(昭和17年)のこの日、ルーズベルト大統領の命令によりアメリカに住む日系アメリカ人11万2千人が強制収容所への転住を余儀なくされた。
1941年(昭和16年)12月に太平洋戦争が勃発したことが主な理由と考えられるが、同じアメリカ人に対する人種差別を繰り返さないように、日系アメリカ人によりこの日に集会が開かれる。
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日本軍の真珠湾攻撃に激高したアメリカ国民は、この強制収容に反対する声は起きなかったようです。
強制収容をアメリカ政府が謝罪するには多くの時間を要しました。以下、ネットから。
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強制収容を巡っては88年にレーガン大統領が「市民の自由法(強制収容補償法)」に署名し、米政府が過ちを認め謝罪した。9066号署名から78年を迎える中、カリフォルニア州議会として公式の謝罪となった。
決議提案の中心となったアル・ムラツチ議員(民主党)は20日、トランプ政権による米国第一主義や不寛容な移民政策を念頭に「中南米からの移民の子どもが施設に入れられ、イスラム教徒が入国禁止の標的にされている。同じ歴史を繰り返さぬよう教訓から学ぶべきだ」と訴えた。
決議可決後、議場にいた当時、強制収容された日系人や家族らに、議員らから拍手が送られた。
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でも、アル・ムラツチ議員(民主党)の懸念はトランプの再選で現実のものになっています。
翻って、日本には、朝鮮や中国のひとびとの徴用や強制労働を忘れまい と言うような日はありません。
私は、改めて歴史の事実から学ぶことの重要性を学びました。
チョット勉強にもなった昨日の通所リハ ビリでした。