今日の夕方、福島県沖で大きな地震が発生しました。この海域は27日にも地震が頻発しています。気象庁は「6年前の東北大地震の余波だ」と発表しました。そして、下記の地震情報を発表しました。
地震情報(顕著な地震の震源要素更新のお知らせ)
平成29年 2月28日18時16分 気象庁発表
平成29年 2月28日18時15分をもって、地震の発生場所と
規模を以下のとおりとします。
平成29年 2月28日16時49分 福島県沖の地震
北緯 37度30.8分 (北緯 37.5度)
東経 141度22.0分 (東経141.4度)
深さ 52km (深さ 50km)
規模(マグニチュード) 5.7
※括弧内の値は、津波情報等を引き続き発表する場合に使用されます。
一方、一昨日の東京新聞の記事です。
東京電力の福島原発事故の後始末に40兆円以上がかかり、東京電力が負担しきれないので税金や電気代に転嫁して、全国民に負担を強いているとの調査結果を報じました。
40兆円は国民一人当たり32万円以上の負担になるそうです。政府と原子力村の人たちは、原発推進の根拠に「原発は安い電気」とのキャンペーンをはってきたが、この根拠が完全に崩れました。そして、福島原発事故以来、「原発の事故は絶対に起きない」から、新たに「世界一厳しい規制基準にしたから、よしんば原発事故が起きても大丈夫」とのキャンペーンに切り替えています。
こんな状態でも、これからも原発に頼りますか。私は反対です。
原発事故処理費40兆円を原発に頼らなくて済むような新たなエネルギー源の開発に向ければ、日本の技術力をもってすれば、世界に冠たる新しい方策を作れると思います。
地震の度に怯え、火山が噴火すると怯え、人的な簡単な事故さえ起こしている原発に頼らず、今こそ国の政策を「さよなら原発」に変えるべきだと思います。