今日は日本共産党の地域新聞「まちかど」の読者のつどいがあり、連れ合いと参加しました。
4月の行われた統一地方選挙で新人議員として当選した中井めぐみ所沢市議会議員と城下のり子埼玉県議会議員を迎えての市政・県政報告会を兼ねていました。
最初に中井市議の報告です。新しい市議会の会派構成なども詳しく報告してくれ、聴いている私たちも新人議員と市議会の勉強をしているような気分でした。
中井議員の報告の中で私が特に興味を持ったのは「藤本市長に反省を求める決議」でした。藤本市長が職員を通して、議場内で新人議員に補正予算に反対討論を指示したとされる問題です。「二元性を踏みにじる行為」として決議は採択されました。
決議の内容です。
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藤本正人市長に対し反省を求める決議
市長と市議会の関係は、二元代表制の下、緊張感を持ちつつも信頼関係により
成り立っている。
しかし、6月16日、藤本市長自らが、新人議員に対し議場内で反対討論をす
るよう指示したと取れるメモを市職員を通じ議場内において渡したことは、ま
さに、議会を軽視し議案の提案者である市長として、極めて遺憾と言わざるを得
ない。
よって、藤本市長には無用な混乱を招いたことや、議会との信頼関係を損なう
行為に対し強く反省を求めるものである。
以上、決議する。
令和5年6月23日
所沢市議 会
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日本共産党市議団はこの決議に賛成しました。しかし、一方で「決議は全会一致」と言う前例が守られなかったと言う新たな問題も生まれました。その経過を詳しい説明がありました。
城下県議会議員の報告では、県議会議員選挙で日本共産党は 6議席から 3議席に後退したこと。城下議員が共産党県議団長になったことが報告されました。
私が興味を持ったのは大野知事が自民党などの支持を得たことで政治姿勢が変わったことです。「憲法9条改憲賛成、原発再稼働賛成」は私にはとても受け入れられません。このことを見ても日本共産党が知事選で独自候補を立てたことは良かったと思いました。
おふたりの報告の後、懇談で出た問題提起です。
〇 北秋津の区画整理事業に伴う問題点
〇 買い物弱者をいかになくすか
〇 10月に迫った所沢市長選挙をめぐる問題点 などなどでした。
最後に、後援会員のHさんが新しく議員になったおふたりに小さな絵を贈りました。
画材は「麻に連るる蓬(よもぎ)」麻はまっすぐに伸びるので、中にまじった蓬もつられて曲がらずに育つ。善人と交われば、感化されて自然に善くなるというたとえだそうです。良い仲間とこれからも仲良くしてゆきましょう と言う思いを込めて描いたようです。
猛暑のため参加者は20人弱でしたが、アットホームな集まりで有意義な2時間でした。