囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

やはり、音感?

2012-09-12 20:14:17 | 囲碁きちのつぶやき
「東京新聞」の夕刊に作曲家の船村徹さんが「この道」と言うタイトルで連載でコラムを書いています。とても興味深く毎日読んでいます。

船村徹さんは、私より5歳ほど年上のようで、80歳近くになるようです。
栃木県出身でお父さんが獣医をしており、裕福な家庭に育ったそうです。幼少の頃から楽器に親しみ、常に音楽と縁の切れない生活を過ごしたようです。

コラムは美空ひばりとの出会い、彼女の音楽的なセンスの素晴らしさなども語っています。
一昨日は、「日記」のことが書いてありました。



書家や画家が、先人の作品を模写して勉強するのと同じように、船村さんも色々な曲を手書きで書き写したそうです。それが、作曲の勉強になったと言っています。
また、船村さんは、「作曲日記」と言うものを書いているそうです。私たちが書く、「文字の日記」に代わるものです。
その日の出来事、喜怒哀楽などを「楽譜」に書き留めておくそうです。一曲になるようなものはなく、ワンフレーズ位を楽譜に起こしておくそうです。
それらが、将来、曲つくりをする時にとても役立つそうです。

4,500曲も作曲したと言われる船村さんも、こんな努力をしていることを知りました。

ただ、私と船村さんが、根本的に違うところは、裕福な家庭に育った船村さんは、物心ついた時から常に楽器があり、音楽に囲めれていたことです。
一方、私は音楽と全く関係ない環境に育ち、初めて楽器と言われるもの=アコーディオンに触れたのは68歳の時でした。

船村さんと私とは、音楽=音を楽しむ やり方は当然違いますが、遅まきながら「私は私なりのやり方」で音を楽しみたいと思います。


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