明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(380)茨城県笠間市でお話します。(14日)京都でも(13日)

2012年01月11日 19時00分00秒 | 明日に向けて(301)~(400)
守田です。(20120111 19:00)

1月14日に茨城県笠間市でお話します。夏に続く二回目のお話です。
午前中に放射能測定会も行います。お近くの方、ぜひお越しください。
またすでに流している情報ですが、13日午前中に、京都北白川児童館
わきのコミュニティースペースでもお話します。この情報も末尾に
貼り付けておきます!

*****************

放射能に向き合う『 守田敏也さん講演会」』

~夏の講演に続く第二弾 実践編~
原発事故以降、放射能による汚染が次々と明らかになっています。
食物や空気から放射性物質を体内に取り込むことでおこる内部被曝。
どうやって防げばいいのか?具体的な対応策は?

福島除染プロジェクトを通して見えてきた福島の現状について。
午前中の放射能測定の報告を含め、私たちが知りたい情報
をお話いただきます。是非、お気軽にご参加ください。

日時 : 2012年1月14日(土) 14:00~16:00
14:00~15:00 講  演
15:00~16:00 質疑応答

場所 笠間市みなみ公民館 笠間市下市毛591-1

参加費 : 500円 (申込不要・お子様連れOKです!)

1959年生まれ。京都府在住。
同志社大学社会的共通資本研センター客員フェローなどを経て、
現在フリーライターとして取材活動を続けながら
社会的共通資本に関する研究を進めている。原子力政策についても独
自の研究を続け、震災後のデータ収集と鋭い分析力により、精力的に
講演活動を行い、多忙な毎日を送っている。

私たちが、今、知りたい、知っておきたい情報盛りだくさんで
お話いただきます。お気軽にお集まりいただけたらうれしいです。
お待ちしております。

***

午前中には守田さんと一緒に市内の放射線測定をします。
一緒に測定してみませんか?

どんな場所の放射線量が高いのか?
知ることが大切ですよね。

時 間:10時30分~(1時間ほど)
集合場所 : 笠間市あそびの杜 東駐車場

主 催:明日の子どもを守る会 笠間 
http://asu-kasa.jugem.jp/

問合わせ先:asu_kasa@yahoo.co.jp

*************

いただきますカフェ

次回のカフェトークでは、内部被曝のエキスパート守田敏也さんに来ていただ
ます。とても分かりやすく放射能問題や内部被曝について話してくださる守田
さんは、東日本大震災以降、原発事故問題をおいかけ、現地に行ったり呼ばれ
た先でお話ししたりと、とても精力的に活動しておられます。気さくなお人柄
で今回私たちのカフェにも来ていただけることになりました!

福島から遠いと思っていても、食物の流通によって関西圏に住む私達も内部被
曝の危険にさらされています。そして、放射能汚染された震災ガレキの受け入
れを自治体が決定したら外部被曝の問題も・・・
また、原発銀座 若狭湾の原発が事故を起こさないと断言できますか?
琵琶湖も京都も大飯原発から80km圏内にすっぽり入ってしまいます。

放射能に関する色々な情報が錯綜する中、正しい知識で身を守りたいですね。

守田敏也(もりたとしや):
同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローなどを経て、現在フリー
ライター。社会的共通資本の研究を進める一方、311以降は原発事故問題をおい
かけている。

日時: 平日 1月13日(金) 10:30-13:30
    (10:30-12:00 お話 12:00-13:30 お昼食べながら交流タイム)
    休日 1月22日(日) 14:00-17:00
    (14:00-15:30お話 15:30-17:00 お茶しながらの交流タイム)
場所: 京都市白川児童館横 コミュニティスペース
参加費(カンパ):投げ銭(500円ぐらい)

お問合せ:岡田喜美子 tel:090-6060-3674, mail: inokimi699@k.vodafone.ne.jp
主催:給食の安全を考える三錦父母の会

小学生以上は隣の学童、小さいお子さんは横で遊ばすことができるので、子連れ
でも参加できます♪みんなで楽しく学びましょう。



 


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明日に向けて(378)「市民と科学者の内部被曝問題研究会」の結成に参加します!

2012年01月11日 10時00分00秒 | 明日に向けて(301)~(400)
守田です。(20120111 10:00)

この2012年1月に、「市民と科学者の内部被曝問題研究会」が立ち上がることに
なりました。名誉会長が肥田舜太郎さん、メンバーに、矢ヶ克馬さん、澤田
昭二さん、松井英介さんなどなど、内部被曝についての第一人者の方たちが、
勢ぞろいしています。

この集まりに、僕も光栄にも、呼びかけ人の一人として加えていただくことに
なりました。結成の呼びかけを転載しますので、ぜひお読みください。
研究会には誰でも参加できます。ぜひ、みんなの手で、科学を市民の手にとり
戻し、未来を切り拓いていきましょう!

なおこの研究会の企画の第一弾が、1月15日に開催中の、反原発国際会議の
中の一つとして行われます。僕も参加します。この情報もはりつけておきま
すのでお近くの方、ぜひご参加ください。

*****************

市民と科学者の内部被曝問題研究会(略称:内部被曝研)

結成のよびかけ
東日本大震災にさいして起こった東京電力福島第一原子力発電所事故は深刻な被
害をもたらしています。広範な地域が汚染され、多くの人々が被曝していのちと
暮らしを脅かされています。

原発事故による放射線被曝の主要なものは、呼吸や飲食を通しての内部被曝です。
政府や政府に助言する専門家は、被曝影響の評価を主として測定しやすいガンマ
線に頼っています。しかし、内部被曝では、ベータ線やアルファ線の方がガンマ
線よりはるかに大きな影響を与えます。政府と東電は、ベータ線を放出するスト
ロンチウム90や、アルファ線を放出するプルトニウム239などの測定をほとんど行
っていません。彼らは、内部被曝の特性とその健康影響を意図的に無視し続けて
います。

その背景には、アメリカの核戦略や原発推進政策があります。これらの政策の影
響下で組織された国際放射線防護委員会(ICRP)などの機関は、広島・長崎原爆
の放射性降下物による被曝影響を無視した放射線影響研究所の研究に依存し、日
本政府は福島原発事故の被曝に関しても、「100mSv以下では病気を引き起こす有
意な証拠はない」とするなど、事実を覆い隠し、被曝限度に高い線量値を設定し
て、市民のいのちを守ろうとはしていません。

いま求められているのは、核兵器政策や原発推進政策に影響された研究ではなく、
内部被曝を含めて、被曝実態に基づいた放射線による人体影響の真に科学的な研
究を推進することです。これは国際的・全人類的課題です。そして今、福島の原
発事故の被害について、市民の立場に立った民主的で科学的な対応が求められて
います。市民にとって必要なのは、被曝を防ぐ食品・食料対策と被害の補償、放
射能にさらされない生活・労働環境などです。市民の安全に生きる権利が認めら
れるべきで、そのためには、放射線被曝に関する正しい知識を持った主権者とし
ての市民の力を確立しなければなりません。

このような状況において、内部被曝に重点を置いた放射線被曝の研究を、市民と
科学者が協力しておこなうために、標記(仮称)のような研究会を組織して以下
のような活動を行うことを呼びかけます。

2011年12月20日
活動内容:
(1)内部被曝に重点を置いた放射線による被曝影響の科学的研究。
(2)放射線影響に関する研究体制の形成に関する政治的・歴史的経緯の研究。
(3)事実と実態に基づく放射線影響に関する研究体制の構築。
(4)若手研究者の参加を促す活動。
(5)(1)?(3)に関する学習会・研究会と市民を対象にしたシンポジウムの開催。
(6)(1)と(2)に関する研究成果の論文・著書の紹介と出版。
(7)政府・行政および諸機関と市民社会への提言。
(8)プレス・リリース・記者会見・ウェブ等によるメディアへの情報提供。
(9)上記の活動を推進する体制づくりなど。

*************

パシフィコ横浜「脱原発世界会議」にて「内部被曝研 講演となんでも質問会」

場所  パシフィコ横浜
講演会 2012年1月15日(日)午前10時~11時半(質疑40分)
講演  澤田昭二、高橋博子(各25分講演)
内部被曝なんでも質問会 2012年1月15日(日)午後1時40~2時40分
回答者 肥田舜太郎氏?、澤田昭二、松井英介、矢ヶ崎克馬、西尾正道、高橋博子、ほか
午後2時40分~3時10分 肥田舜太郎さんの話
会場:会議センター4階:414、415の続き部屋(椅子を並べて140人ほどの部屋になります)

入場にはチケットが必要です。詳しくは下記のサイトでご確認ください。

脱原発世界会議
http://npfree.jp/
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