今なにしてる         (トミーのリペイント別館)

カメラ修理などについてご紹介します。
富塚孝一
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夏用普段使い時計をメンテナンスするの巻

2020年06月07日 13時30分00秒 | ブログ

気温の低い期間は革ベルトを付けたマーベルなどを使用していましたが、ちょっと外へ出ない間に随分と気温が上がっていますね。では、そろそろ夏用の時計に替えようと夏用のセイコーシルバーウェーブを出して来て見ましたら、少し遅れていました。電池切れ予告機能も働いていないし電池の電圧を測っても定格はあります。(電池寿命5年)と言うことは油切れの可能性が高いです。このモデル(7546-8340)は1978年の発売でダイバーまでは行かないけどスポーツ防水仕様として発売されました。Cal.7856で当時の販売価格は3万円程度と安くはありません。私の個体はジャンクを修理したものですけど・・カメラの方は暇なので、メンテナンスをして行くことにします。

この頃のクォーツユニットは、機械式ユニットの動力部分をクォーツに置き換えたという感じで、その他のカレンダー機構などは機械式と同じです。石は4石使われています。今回は分解はせず4石と筒カナ、カレンダー機構、リューズ回りなどの注油をして行きます。

各部の注油を終えて日車をセットします。

 

 

続いて曜車。機械式と全く同じです。

 

 

裏側も注油をします。

 

 

あぁ、この文字盤は脚が無くなっていたのだった・・なら、クォーツ時計特有の秒針ステップ合わせをしても意味はないね。黒文字盤は中々見つけられません。

 

一日様子を見ましたが、ばっちり正確に動いています。この頃のクォーツユニットは丈夫に作られていて注油や分解洗浄も可能なので長く状態を維持することが出来ますね。息子の高いハミルトンなどは中身のユニットは婦人用兼用の小さなユニットで、壊れたらユニット交換の使い捨てですからね。汗をかくシーズンはNATOベルトがさらっとして肌触りが良く、重いSSの金属ベルトよりお気に入りです。殆ど病院への電車通院用ですけどね。オークションなどでは¥1,000程度から出品があるようですから、みなさんも夏場の実用時計としてSilverWaveは相場も安くアナだと思います。

友人から「最近FS1(1969年製と思います)が出てこないな」と言われていましたので午後から久しぶりに見てやりました。やはりメンテナンスをしていないと錆が進行しますね。特にリムとスポークの錆が深刻です。地球上のものは錆との戦いです。実はヤマハから純正部品でどちらも取ってあるのですが、純正でも東南アジア製が出て来てガッカリです。アラヤなど国産は手に入らないかな? いっそのこと東南アジア製アルミホイールという手もありそうです。自転車のルマン号の方はタイヤを換えてやらないとダメです。スポーツ自転車のタイヤは耐候性がありませんね。とりあえず2台共磨いておきました。

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