昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空~(十七)はあーい、先生おやすみい

2015-10-18 10:04:40 | 小説
「ふうぅ、あつい‥‥」 「お先でした。あゝ、良いお湯でした。でも、湯冷めしそうねえ。もう一度入り直しますわ、後で」 母親の後ろから、パジャマ姿に着替えた由香里が出て来た。パジャマを通して、湯気が出ている。肌が少し赤くなっているところを見ると、相当に熱い湯だったのだろう。母親もまた、上気した顔をしている。 . . . 本文を読む

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