昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空~(十七)大きな樫の木が見えてきた

2015-10-05 09:03:33 | 小説
昼少し過ぎに、目的地入り口に着いた。 支流の川沿いにもう少し走るんですよ、と母親が告げた。 山の中腹にある、人口が百人程度の小さな村だった。 山の斜面に人家が点在している。 右手を見れば、深い切り立った崖の下を川が流れている。 ごつごつとした岩の間を縫うように流れている。 . . . 本文を読む

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