昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

[ライフ!] ボク、みつけたよ! (十五)坊主地獄は、あっという間に

2024-12-12 08:00:30 | 物語り

 坊主地獄は、あっという間にまわり終えました。
ご存じだと思いますが、泥がボコボコと盛り上がって、さながら坊主頭のごとくに見えることからの命名でした。

 国道500号線を走り、いよいよ「べっぷ地獄めぐり]へ向かいます。
時間は9時半をまわったところですから、駐車場に余裕はあると思うのですが。
と心配するひまもなく、到着です。
5分、もかかりましたでしょうか。
上り坂となっていますが、係員のおじさんが手招きしています。
車に貼ってある身障者マークを見つけてくれて、誘導してくれました。
ありがとさん、です。

 海・山・鬼石坊主地獄の三ヶ所がとなりあっていまして、すぐ傍らにかまど地獄があります。
そしてすこし歩きましたが、白池地獄とこれまたとなりあうように鬼山地獄です。
&、そう、アンドです。
後述しますが、大変なことになった、血の池地獄と竜巻地獄の2ヶ所です。
あれ? 7大地獄と言いましたが、8ヶ所ありますね。
先ほど入った坊主地獄は別ですからね。
パンフレットでは、山地獄がありませんわ。
でも確かに「海」のとなりに山がありましたからね。
「山地獄」という立て札も立っていたし。
そう言えば、岩肌のようにも見えた気がします。
キチンとした建物もなく、通り過ぎるだけだったような……、そんな気もします。

 まず「海地獄」から入りました。
足を入れたとたんに、強烈な硫黄のにほいが漂っています。
これです、これですよ。
温泉は、この硫黄の匂いがしなくちゃ。
はるか昔の、幼稚園児時代に来ているんです。
正直のところは覚えちゃいないんです、まるで。
「わあわあ、泣いて、大変だったんだぞ」と、父親に言われましたからね。
なににって、硫黄のにほいですよ。
それと、地獄という名称にビビったというわけです。



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