人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

読響定期、新日本フィル”扉”、ボローニャ歌劇場フィル、年末のベートーヴェン「弦楽四重奏曲」

2014年09月07日 07時06分50秒 | 日記

7日(日)。昨日の朝日夕刊社会面に「ウィーン音楽監督辞任」という見出しの小さな記事が載りました。超訳すると

「ウィーン国立歌劇場の音楽監督を務めていたフランツ・ウェルザーメストが5日、辞任すると発表した 後任は決まっていない。彼は2010年、小澤征爾の後任として音楽監督に就任、11年と13年にはウィーン・フィル『ニューイヤーコンサート』を指揮した 音楽監督は18年までの契約だったが、『芸術的見解で相違点が埋まらなかった』という」

「芸術的見解で相違点が埋まらなかった」というのは具体的にどういうことなのか興味が湧きます 個々のメンバーが優秀なばかりに、日本をはじめ世界各地から”アルバイト”の口がかかり、楽員が揃わず指揮者の思うようにリハーサルが出来ないとか、指揮者のやりたい曲と、オケが演奏したい曲とが極端にずれているとか、素人目には、そんなことしか想像できませんが、指揮者の方から「やーめた」というのは相当な理由があったのでしょう

辞任したからには、誰が後任の音楽監督になるのかに興味が移ります ウィーン国立歌劇場管弦楽団の音楽監督とウィーン・フィル(実質的には同じ組織)の指揮者を務められる指揮者に誰がいるか・・・・・・個人的には韓国のチョン・ミョンフンがベストだと思います

 

  閑話休題  

 

チケットを4枚買いました。1枚目は9月9日(火)午後7時からサントリーホールで開かれる読売日響第540回定期演奏会。プログラムは①ハイドン「交響曲第9番ハ長調」、②ブルックナー「交響曲第9番ニ短調」です。指揮は首席客員指揮者の下野竜也です

 

          

 

2枚目は9月13日(土)と都2時からすみだトりフォニーホールで開かれる新日本フィル「新クラシックの扉」シリーズ演奏会です プログラムは①シューマン「ピアノ協奏曲イ短調」、②ベートーヴェン「交響曲第5番ハ短調”運命”」。指揮はデリック・イノウエ、①のピアノ独奏はアンドリュー・フォン・オーエンです。これはシューマンが聴きたくて買ったチケットです

 

          

 

3枚目は9月24日(水)午後7時からオーチャードホールで開かれるボローニャ歌劇場フィルハーモニーによる「プッチーニのオペラ」のコンサート形式による上演です 第1部がオペラ「蝶々夫人」のハイライト、第2部がプッチーニのオペラのアリア集です 指揮は今年ボローニャ歌劇場フィルハーモニー芸術監督に日本人として初めて就任した吉田裕史(よしだ・ひろふみ)です 記憶違いでなければ、この人は昨年、京都の清水寺で古いイタリア・オペラを上演した人ではないかと思います このコンサートを選んだのは、曲を聴きたいというよりも吉田裕史という人の指揮ぶりを見てみたいと思ったからです

チラシの「主催者あいさつ」に「さわかみオペラ芸術振興財団代表理事・澤上篤人」の名前がありましたが、この人は、日本における株式市場で知らない人はいない「さわかみファンド」の伝説的なファンド・マネジャーではありませんか 彼がこういう文化的な支援活動をしているとはまったく知りませんでした 将来を嘱望される若手の指揮者に対する”先行投資”なのかも知れません

 

          

 

4枚目は年末恒例となったベートーヴェン「弦楽四重奏曲」”駅伝”演奏会です 12月31日午後2時から東京文化会館小ホールで開かれますが、3つのクァルテットが8曲を分担して演奏します

クァルテット・エクセルシオは作品59-1「ラズモフスキー第1番」、59-2「同第2番」、59-3「同第3番」を、古典四重奏団は作品127番、作品130番「大フーガ」を、ルートヴィヒ弦楽四重奏団は作品131番、132番、135番を演奏します 演奏順と各クァルテットの演奏開始時間はまだ公表されていません

なお、当日午前11時半から12時45分まで野平一郎、土田英三郎、平野昭各氏による鼎談「ベートーヴェンを語る」があり、コンサートのチケット(全席指定8,000円)を持っていれば入場できるのも昨年と同様です まだチラシは出来ていないようなので、新聞広告を載せておきます 結局、今年もベートーヴェンの弦楽四重奏曲で1年を締めくくることになります

 

          

 

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