7日(水).わが家に来てから710日目を迎え,ワインのテイスティングをするモコタロです
これが 今 ご主人さまのお気に入りの ワインらしいよ
閑話休題
昨日,夕食にステーキを焼きました 牛肉はアメリカ産を避けてオージー・ビーフです.ジャガイモにはスライスしたバターが挟んであります
も一度,閑話休題
昨日,池袋の新文芸坐でジャック・ドレ―監督による「太陽が知っている」を観ました 1968年フランス・イタリア映画(123分)です 主演は天下のいい男アラン・ドロンです
舞台は夏のサントロペの豪華な別荘.ジャン・ポール(アラン・ドロン)とマリアンヌ(ロミー・シュナイダー)は快適な休暇を過ごしていた そこへ,マリアンヌが招待した元カレのハリー(モーリス・ロネ)とその娘ペネロープ(ジェーン・パーキン)がやってくる.そこから別荘での雰囲気が一変する ビジネスの成功者であるハリーはマリアンヌに対する煮え切らない態度のジャン・ポールを見下している.しかし,ジャン・ポールがペネロープと恋人の関係になると,あからさまに批判し,ブールサイドで酒を飲んで喧嘩をする ハリーはジャン・ポールを殴ろうとしてプールに落ちてしまう.ジャン・ポールは急に彼に対する怒りが湧き,彼の頭を水中に押し込めて窒息死させる ジャン・ポールは事故死に見せかけようと,彼の服を取り換える.しかし,死体が腕時計をしていたこと,さんざん酒を飲んだのに服に汗がまったく付いていなかったことなどから,ジャン・ポールが殺したのではないかと刑事に疑われる マリアンヌはジャン・ポールから真相を告白されるが,刑事には黙っている.彼女は図らずも犯人を知りながら沈黙を守る共犯者の道を選んだ.しかし,二人の愛は戻らなかった
この映画は何といってもアラン・ドロンの魅力に尽きます プールで泳ぐシーン,サングラスを通して誰かを見ているシーン,コーヒーを飲むシーン,どれもが”サマ”になっています アラン・ドロンを通してフランス映画の魅力にハマった人は少なくないでしょう.特に女性は 当時 彼は実際の事件で重要参考人となっており,映画と事件とが重なって大きな話題を呼んだそうですが,実際の事件の真相はどうだったのでしょうか