人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

「クァルテット・エクセルシオ~アラウンド・モーツアルトVol.2」他のチケットを買う/「ハドソン川の奇跡」を観る

2016年09月28日 07時53分20秒 | 日記

28日(水).ちょうど2年前の9月28日,モコタロがわが家の一員に加わりました 月日の流れは速いものでもう2年経ったのかと感慨深いものがあります その当時の写真は当ブログのプロフィール欄に掲げた赤ちゃんモコタロです 最近では私が近づいても無下に逃げるようなことが少なくなりました.tora家で生きるための生活の知恵を蓄積してきた結果でしょう 

ということで,わが家に来てから今日で730日目を迎え,初めてテレビ討論会に臨んだ米大統領候補のクリントン氏とトランプ氏の発言に注目するモコタロです

 

          

             クリントン:私はクリキントンよりマロンやかな政策を持っています!

             トランプ :エースもあるし,ジョーカーという切り札も持っているぜ!

 

  閑話休題  

 

昨日,夕食に「ビーフシチュー」と「生野菜&ツナ&まぐろの生ハムのサラダ」を作りました 本当はカレーライスを作ろうと思っていたのですが,ネパールで10日間過ごした息子が,「カレーのような辛いものばかり食べていたので しばらくカレーは食べたくない」というので,方針転換したのです どうせ材料は同じですから問題ありません

 

          

 

  も一度,閑話休題  

 

昨日チケットを2枚購入しました 1枚目は来年2月19日(日)午後2時から晴海の第一生命ホールで開かれる「エルディーティ弦楽四重奏団~ベートーヴェン最晩年の高貴なるメッセージⅢ」公演です.プログラムは①ブラームス「弦楽四重奏曲第2番イ短調」,②ベートーヴェン「弦楽四重奏曲第13番変ロ長調”大フーガ付き”」です

 

          

          

 

2枚目は3月12日(日)午後2時から第一生命ホールで開かれる「クァルテット・エクセルシオ~アラウンド・モーツアルト vol2」です プログラムは①モーツアルト「歌劇”フィガロの結婚”序曲」(弦楽四重奏版),②シューベルト「弦楽四重奏曲第6番ニ長調」,③モーツアルト「弦楽四重奏曲第17番変ロ長調K.458”狩”」,④シュタードラー「二重奏曲第1番」(クラリネットとヴィオラ版),⑤モーツアルト「クラリネット五重奏曲イ長調K.581」です.クラリネットは今年春まで新日本フィルの副首席奏者を務めていた澤村康恵です

 

          

          

 

以上の2枚はWEBのトリトン・アーツ・チケットデスクを通じて座席指定のうえ予約し,コンビニで支払いました

 

  最後の,閑話休題  

 

今月29日からロードショー公開された,クリント・イーストウッド監督の最新作「ハドソン川の奇跡」を観てきました ゆえさんからいただいた招待券を利用して,昨日 楽天地シネマズ錦糸町で観ました

 

          

 

2009年1月15日,厳冬のニューヨーク上空850メートルで155名の乗客・乗務員を乗せたジェット旅客機のエンジンに鳥が飛び込み,両翼のエンジンが停止してしまう 160万人が住む大都市の上空で,管制室から 近くの空港に着陸するよう指示が出るが,高度が低すぎて空港に引き返せないととっさに判断した機長サリー(トム・ハンクス)は,ハドソン川に不時着することを決断する 事故発生から208秒のことだった.サリーは航空史上前例のない困難な状況の中,水面への不時着を見事に成功させ,155名全員生存の偉業を成し遂げた それは「ハドソン川の奇跡」と呼ばれ,サリーは一躍ヒーローとなった はずだった.ところが,事故調査委員会は,事故当時 片方のエンジンは微かだが動いていたとして,近くの空港に着陸するという選択肢はなかったのか?という疑いをかけ,緊密なデータに基づいて事故再現シミュレーションを行い,サリーを追い詰める つまり,近くに空港に着陸すれば1000人以上の警察官や消防士を動員する必要がなかったのではないか,という主張です.サリーは本当のヒーローになれたのか

 

          

 

これは事実の基づく映画です 当時その事実を新聞報道で知って感動を覚えたものです サリーは事故調査委員会による事故再現シミュレーションの結果に対し,「予測不能の事故に遭った時,次に為すべき行動を決断するまでの時間がまったく考慮されていない」と反論し,シミュレーションのやり直しを求め それが認められて35秒が追加されます その結果を見て,最終的に危機回避の正しい判断を行うのは人間である,というサリーの信念が正しかったことが分かります 最後に本物のサリーと奧様が,助かった乗客たちとともに登場し,当時を振り返りますが,サリー機長の的確な判断と敏速な行動が無ければ彼らはそこに居なかったのだと思うと,彼こそ本当のアメリカのヒーローだと思います 

なお,原題は「サリー」ですが,日本でそのままのタイトルにすると「魔法使いサリー」を思い起こす世代があるので,「ハドソン川の奇跡」が適訳だと思います

久しぶりに良い映画を観ました イーストウッドの作品では前回の「アメリカン・スナイパー」も良かったですが,これはそれを上回る感動作だと思います

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする