30日(木)。J-CASTニュースによると、東京藝大の「藝大アートプラザ」の契約スタッフが26日、人気アイドルグループ「乃木坂46」の池田瑛紗(てれさ)さんの東京藝大への入学を伝えるネット記事を引用し、「職権をついに濫用する時が来ました」とツイートしたことに対し、同プラザは28日、「その職分を利用して特定の学生に接触することを想起させる内容であり、投稿の対象となった方だけではなく、投稿にふれた方々にも不快感と恐怖感を感じさせてしまうもので、非常に不適切な投稿でした」と謝罪、契約を解除すると発表しました
情報を集めてみると、池田さんは今年4月に音楽学部ではなく美術学部に入学されるようです アイドル活動の傍ら、相当努力をされて合格したことが窺えます
そういう頑張って入学した新入生に対して「職権をついに濫用する時が来ました」とツイートするのは、「自分はストーカーである」と宣言するようなものです
契約解除は当然です
それにしても、こんな阿保が大学構内をうろついていたら、学生たちは安心できませんね
4月に入る前に辞めさせて良かったと思います
ということで、わが家に来てから今日で2998日目を迎え、ウクライナのベレシチューク副首相は28日、メッセージアプリを通じてロシア国民に対し、一時的に占領されたウクライナ領土から違法に連れ去られたウクライナの孤児たちを養子にしないよう訴えた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
いくらロシアは人口が少ないからといって 誘拐して養子にするとは 北朝鮮以上だ
昨日、夕食に「サーロインステーキ」を焼きました あとは「白舞茸の味噌汁」です。ステーキには赤ワインですね
早稲田松竹でナン二・モレッティ監督による2021年製作イタリア・フランス合作映画「3つの鍵」(119分)を観ました
ローマの高級住宅街にあるアパートに暮らす3つの家族 それぞれが顔見知り程度で、各家庭の扉の向こう側にある本当の顔は知らない
ある夜、3階に住むジョバンニとドーラの裁判官夫婦の息子アンドレの運転する車が一人の女性を撥ねて死亡させ、彼らの住むアパートに激突する
同じ夜、2階に住む妊婦のモニカは陣痛が始まり、夫が出張中のため一人で病院に向かう
1階のルーチョとサラの夫婦は、仕事場で起こったトラブルのため娘を朝まで向かいの老夫婦に預けるが、認知症の老夫と娘が一緒に行方不明になってしまい、ルーチョは老夫が娘に何かしたのではないかと疑うようになる
この映画は、イスラエルの作家エシュコル・ネポの「Three floors up」を原作に、モレッティ監督が映画化した作品です
事故を起こして女性を死亡させたアンドレは、父親が裁判官なので、「知り合いの裁判官に頼んで無罪にすることが出来ないのか」と詰め寄るどうしようもない阿保息子ですが、幼い頃から父親に自由を束縛されてきたことが分かります 彼は刑務所で5年間服役しますが、出所してからは親の元で暮らすことを拒否します
その5年後、厳格な父親は死亡し、アンドレは人里離れた田舎に引きこもって養蜂業を営みながら若夫婦で暮らしています
一方、ルーチョは老夫婦の孫娘に誘惑され一夜を共にしますが、彼女はルーチョが冷たくするのでレイプされたと裁判に訴えます
しかし、裁判官はルーチョの証言を基に無罪の判決を下します
すると孫娘は控訴すると言い出しますが、結局取り下げます
また、モニカは女児を出産し、5年後、帰ってきた夫との間に第2子をもうけますが、2人の子どもを夫に託して旅に出てしまいます
この映画は、「それぞれの家族は外部からは窺い知れない問題を抱えている しかし、悲しみを乗り越えて懸命に生きていけば、時間が解決してくれることもある
」と言いたいのかもしれません
多くのカップルがタンゴを踊り歩く姿を捉えたラストシーンが印象的です
この映画ではクラシック音楽が1曲だけ使用されていました ルーチョの娘がバレエ発表会で踊っている時の音楽はショパン「ノクターン 作品9-2」でした
ところで、本作とは関係ありませんが、ショパンとバレエの関係でいうと、「ル・シルフィード」(別名「ショピアーナ」)というバレエ作品があります ショパンのピアノ作品を管弦楽に編曲し、バレエ音楽にしたものです
振付はミハイル・フォーキン。ロイ・ダグラスによる編曲版は以下の通りです
①プレリュード イ長調
②ノクターン 変イ長調
③ワルツ 変ト長調
④マズルカ 作品33-2
⑤マズルカ 作品67-3
⑥ワルツ 嬰ハ短調(序奏にエチュード 作品25-7の序奏部を使用)
⑦華麗なる大円舞曲
バレエにショパンは相性が良いようです