15日(金)。昨日の朝日夕刊に「大作曲家の心の声 子守歌をピアノで ~ 菊池洋子が29曲収めたCD」という見出しの記事(インタビュアー:朝日・吉田純子編集委員)が載っていました CDのタイトルは「子守歌ファンタジー」。世界の子守歌ということで言えば、モーツアルト、シューベルトやブラームスが有名ですが、他の作曲家も手掛けているようです CDに収録されている作品を調べてみると、多くの作曲家が子守歌を作曲していることがわかります
モーツアルト、ブラームス、シューベルト、クープラン、シューマン、サン=サーンス、ショパン、ヴォルフ、リスト、グリーグ、サティ、チャイコフスキー、ファリャ、ショスタコーヴィチ、ニーノ・ロータ・・・・CDにはこのほか「ゆりかごの歌」など日本の子守歌も収録されているようです
ところで「ねむれよい子よ 庭や牧場に~♬」という堀口敬三の訳詞で知られる子守歌は「モーツアルトの子守歌」として知られてきましたが、現在ではモーツアルトの真作ではないと考えられているそうです 一時は、医師兼アマチュア作曲家のベルンハルト・フリースの作とみられ、近年の研究によれば実際の作曲者はフリードリッヒ・フライシュマンだと考えられているとのことです(以上Wikipediaより)
流麗なメロディーはいかにもモーツアルト風ですが、このメロディーを聴くと「眠る」というよりは「聴き入ってしまう」ような気がします
ということで、わが家に来てから今日で3257日目を迎え、自民党の「清和政策研究会」(安倍派)の政治資金パーティーをめぐる問題で、松野博一官房長官、鈴木淳司総務相、宮下一郎農林水産相、西村康稔経済産業相、萩生田光一政調会長が岸田文雄首相(党総裁)にそれぞれ辞表を提出した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
説明責任を果たしていない 肝心の岸田首相は いつ誰に辞表を提出するのだろうか?
昨日、夕食に「サーロインステーキ」を焼きました 付け合わせはレタス、ブロッコリー、ミニトマト、エリンギ、パプリカ、ジャガイモ、ニンジンです。あとは卵スープです
昨日、新文芸坐でルイ・マル監督ジャン=ポール・ベルモンド主演による1967年製作フランス映画「パリの大泥棒」(120分)を観ました
20世紀初頭のパリに有名な泥棒ジョルジュ・ランダル(ジャン=ポール・ベルモンド)がいた ある年、パリ警察が大々的な泥棒狩りを行ったため、ジョルジュはロンドンに拠点を移す そこで彼は幼い頃に一緒に暮らし、愛していた従妹のシャーロット(ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド)に再会する 彼は小さい頃の自分から全財産を横領し、シャーロットを別の男と婚約させた伯父の全財産を奪う計画を立て、実行に移す
この映画は初めて観ました 喜劇を期待していましたが、これまで観てきたジャン=ポール・ベルモンドの陽気さが封印され、泥棒稼業に魅了され 結局最後まで足を洗えないニヒルで哀しい男を演じています
ジョルジュはブリュッセルに向かう汽車の中で、盗賊団の首領である僧院長と知り合いになり、彼らの仲間入りして盗賊としての腕を磨いていくわけですが、僧院長が盗賊団のトップなどとは誰も思わないでしょう ひょっとして、ルイ・マル監督はフランスの宗教界に反感を持っていて、フランスの宗教関係者をおちょくっているのかなと思いました