道徳と正義と権力が一緒になってのしかかる怖さ

2015年07月26日 09時05分11秒 | 社会・文化・政治・経済
哲学者・評論家・鶴見俊輔
戦後思想を先導
15歳で渡米し、1942年、ハーバード大学哲学科卒。
日米開戦後、米当局にアナキスト(無政府主義者)の容疑で逮捕されるが、同年に日米交換船で帰国した。
父は、政治家元厚生大臣、母方の祖父は、南満州鉄道の初代総裁で外務大臣なども歴任した後藤新平。
戦後1946年、政治思想家の丸山眞男らと「思想の科学」を創刊(1996年休刊)。
1954に東京工業大学助教授になるが、1960年、安保改定強行採決に抗議し辞任。
1961年に同志社大学教授になったが1970年、学園紛争での機動隊導入に抗議し再び職を辞した。
1965年に作家の小田実らと「ベ平連(ベトナムに平和を!市民連合)を結成。
米国のベトナム侵攻に抗議した。
2004年6月には、憲法第9条を守る「九条の会」の呼びかけ人(9人)に名を連ねた。
「私は、自分の内部の不良少年に絶えず水をやって、枯死しないようにしている」
背景には後藤新平の娘であった母親との激しい葛藤があったという。
鶴見さんは幼少期から「虐待」近い異常なしつけを受けてきた。
「母との体験は大切なことを教えてくれた。軍国主義が出てきた時はっきり分かった。道徳と正義と権力が一緒になってのしかかる怖さ。共産主義やスターリンも同じだ」
「彼は知っている。しかし、自分が知っているということを知らない。彼を ゆりおこせ」
鶴見さんの詩の一節である。
自ら問うことを決して忘れてはいけない。

自然は最良の教師

2015年07月26日 08時26分43秒 | 社会・文化・政治・経済
自然との対話は主に眼を通して行うものだ。
自然には美しい色彩がある。
しかし、眼を鍛えることによって私たちは、単に色彩を見るだけでなく、その生命の声を聴き、匂いを感じとることができるようになる。
心理学で言う「共感覚」
眼から入った刺激が、他の感覚を深く誘発していくのです。
その時、肉眼から心眼への眼の質の転換が果たされるのです。
それは、研ぎ澄まされた感覚をもって、対象を一心に見つめた時に得られる気付きであり、境地である。
自然との対話は、そうした「共感覚」を高め、深い気付きへと私たちをいざなう、貴重な機会となるのだ。
私自身、自然との対話は、内なる眼を磨くための哲学の実践と考えている。
アメリカ実践哲学協会会長 ルー・マリノフさん



















相思相愛の恋愛

2015年07月26日 06時44分58秒 | 創作欄
高校生の間では、徹と百合子の恋愛は理想のカップルと想われ、同窓生たちの衆目、憧れの対象のカップルでさえあった。
校内1のイケメンと美女の恋愛は、映画に描かれた物語さえ連想させた。
シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の恋物語は、形を変えてアメリカ映画の「ウエストサイド物語」にも再現された。
世代は違っていたが、徹と百合子の恋の世界は「ウエストサイド物語」を連想させた。
徹の父親はヤクザであり、百合子の父もヤクザで、新たに開発された土地と公共事業の利権を巡り対立し、抗争問題に発展したのだ。
その抗争問題は、徹と百合子の恋の世界に大きな影を及ぼした。
最初のきっかけは、百合子の兄が徹の父親の運転手兼用心棒であった多田勝則に射殺されたことだった。
報復として徹の父親の義弟が取手競輪の帰りに、駐車場で射殺された。
ヤクザの世界は理不尽である。
















サントリー・新浪氏が社保改革トップに就任

2015年07月25日 21時47分36秒 | 医科・歯科・介護
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経済財政諮問会議で承認、高齢増は6700億円

レポート 2015年7月24日(金)配信池田宏之(m3.com編集部)
 政府の経済財政諮問会議が7月23日に開かれ、医療を含む社会保障などの歳出改革の取組促進の仕組み構築や、改革の進捗管理・評価をする「経済・財政一体改革推進委員会」を諮問会議の下に設置し、会長にサントリーホールディングス代表取締役社長の新浪剛史氏を据えることを承認した(資料は、内閣府のホームページに掲載)。http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2015/0723/sankou_02.pdf
同日の会議では、2016年度予算の概算要求に当たって、年金・医療などの高齢化等に伴う増加額を「6700億円の範囲内」とすることも決めた。
 「経済・財政一体改革推進委員会」は、改革のKPIを設定し、工程表を作成する。政府が目指す医療などの社会保障を含む「公的サービスの産業化」「公共サービスのイノベーション」の取組促進に向けた仕組み構築や、2020年度のプライマリーバランス黒字化に向けた2018年度の中間評価も実施する。委員会の下に「社会保障」「非社会保障」「制度・地方行政」の3つのワーキンググループが設置される。
 委員は、有識者4人と専門委員10人から成り、経済財政諮問会議の民間議員が全員のほか、医療界からは産業医科大学医学部教授の松田晋哉氏が入っている。新浪氏の会長就任も含めて、諮問会議で報告された。
 同日の諮問会議では、健康増進・予防サービスの中で、歳出効率化に資する優良事例の創出・全国展開に向けたプラットフォームの開催も決まった。メンバーは、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)の甘利明氏や厚生労働大臣の塩崎恭久氏、新浪氏のほか、日本医師会会長の横倉義武氏、自治医科大学学長の永井良三氏など。
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東京デンタルショー2015」の開催が迫りました

2015年07月25日 06時44分13秒 | 【お知らせ】
最新の歯科器材や歯科関連情報が集まる日本最大規模の展示会「東京デンタルシ
ョー2015」の開催が迫りました(8月1日(土)、2日(日)、東京ビッグ
サイト)。

つきましては、メールで恐縮ですが、ご取材に関するご案内を送信させていただ
きます。ご検討の程、よろしくお願い申し上げます。
なお、当日は会場入口に「報道関係者受付」を設けております。

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「東京デンタルショー2015」広報事務局(フリーマン内)
担当:藤井 
TEL.03-5280-1356
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ブログ医科歯科通信が取手通信へ移行したが、写真のアップにトラブルが生じている。
オリジナルの写真が、3分の1ほどで、全体像が表示されない。
このトラブルの原因は?
どなたか、教えていただきたい。
山本 嗣信 (やまもと つぐのぶ)

教育の基本は何か?

2015年07月25日 03時08分48秒 | 社会・文化・政治・経済
教育の目的は、子どもの幸福の実現である。
そして、その基本は、子どもの個性を深く尊重し、子どもたちがより自分らしい進路を選択し、より充実した人生を築いていけるように援助することであるといえる。
戦前の「戦時教育」は、国民に当時の体制に沿った価値基準を植え付けるものであった。
1956年(昭和31年)以降、文部科学大臣名で出される「学習指導要領」に忠実に従うことが強く求められている。
これまでの教育は各時代における国家的統一や規制によって、政治的、経済的な判断や措置に強く左右されてきた。
今まで人類が歩んできた価値基準は「軍事的競争」「政治的競争」「経済的競争」であった。
これを「人道的競争」へ転換する必要がある。
政治・経済の人間化・人道化が求められる。
それはブラック企業の対局にある基本精神・理念・哲学なのである。
その人の持てる可能性を最大限に開き、価値ある生き方ができるかどうかが重要であるとの視点だ。
人道の道を学び、心を磨く。
そして地球社会全体の平和、繁栄のために確かな貢献をしていく人材の育成が期待される。















































自分が心から好きになれるものを探し当てて

2015年07月25日 02時10分52秒 | 社会・文化・政治・経済
★「自分が心から好きになれるものを探し当てて。他人の考えにとらわれ、限られた人生の時間を無駄にしないで」
スティーブ・ジョブズさんのスタンフォード大学でのスピーチ
国立大学の文系学部を削ろうとしている政府。
「財政難の中、社会にすぐ役立ちそうな学問だけ残そうという発想みたいだけど、ジョブズさんでさえ後からわからなかった「役立つ」。
政治家やお役人たち決められるの?
毎日新聞論説委員・福本容子さん
★文系学部が有害無益と見なされる時代があった。
戦争末期、地方の高等商業学校は工業学校への転換を迫られた。
文部科学省は思考力、判断力、表現力を養えと言っているが、人文社会学を修めて初めて身につく。
世界のトップ校は人文社会系の研究・教育分野で評価を得ている。
その視点は抜けている。
滋賀大学学長・佐和隆光さん
★人文社会科系を縮小するという文部科学省の考え方に疑問を感じる。
教養の高い人間を育てれば、国の価値を高める。
医学は、どれだけ深く幅広い教養を持っているかが重要になる。
大阪大学特任教授・岸本忠三さん









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利根輪太郎はツキに見放されていた

2015年07月24日 18時55分33秒 | 創作欄
最悪なのは、的中した車券が選手の失格で3度も紙くずになったことだった。
競輪研究家を名乗れなくなる。
新しい競輪の予想屋が現れた時は、輪太郎は敵愾心を燃やしていた。
これまでにないタイプの予想屋であり、予想展開が理にかなっていた。
強気な発言の上に説得性があり、度々大穴を的中させるので、競輪ファンが群がっていた。
多くの予想屋が無言であるのに対して、その新しい予想屋は饒舌であった。
風貌が学者タイプで信頼性を感じさせるように想われたのだ。
輪太郎にとって無視できない存在となりだしていた。
その日の輪太郎の勝負レースは6レースであった。
1-9ラインが捲りで先頭誘導員の後ろを取った。
中段を取ると輪太郎が予想していた6-5-3ラインは意に反して、後方に位置した。
中断は逃げると想われた2-7-4ラインである。
位置を決めない8番車の選手は本命ラインの4番手を選択した。
後2周になった時、後方から追い上げてきた6-5-3-8ラインは、執拗なまでに中段内側の2-7-4ラインを押さえ込む。
このため、捲りとなるはずの1-9ラインはイン粘りを選択する。
下がったら1-9ラインは捲れないと判断したのだ。
結果的に先頭誘導員が1-9ラインを引っ張ることになる。
1番選手にとって有利な展開となる。
最終的に1-6-5-3の展開となる。
輪太郎は5-3、5-2、5-7の三連単を買っていた。
つまり、5-3以外の車券は有り得ない展開となったのだ。
5-1、5-9の車券を書いて消したのだった。
そして1-5、9-5の穴車券も持っていた。
結局、1-3-5の車券となる。
まさか5番選手が3着となるとは、番手有利のはずが、3番手の3番選手が2着となったのだ。
5-3-1の車券は買っていたが、まさかの1-3-5となった。
改めてボックス車券を買う必要性を感じた。


























体協公認「スポーツ歯科医」県内初認定

2015年07月24日 14時56分13秒 | 医科・歯科・介護
けが防止、競技力向上へ指導/伊万里市の上田さん

佐賀新聞 2015年7月23日(木) 配信
 スポーツ選手の口のけが防止や競技力向上に歯科医の立場から指導、助言する日本体育協会公認の「スポーツデンティスト」に、伊万里市の上田敏雄さん(64)が県内で初めて認定された。国のスポーツ基本計画では、競技中の選手の歯を守るマウスガードの着用促進が明記されるなど、スポーツ分野での歯科の重要性は高まっており、「スポーツ歯科」の専門家として、競技振興をサポートする。
 同協会と日本歯科医師会はさまざまなスポーツの現場に対応できる「デンティスト」養成のため、2年前から共同で講習会を開催。600人以上の申込者から選ばれた上田さんら67人の歯科医が必要なカリキュラムを学び、今年4月、第1期生として認定を受けた。
 上田さんは約20年前から「日本スポーツ歯科医学会」に所属し、マウスガード製作の認定医でもある。歯科校医を務める伊万里商高では、部活動で歯を折った選手たちを診療してきた。
 その経験から「10代の成長期に自分の歯を失ってしまうのは、将来の生活にも深刻な影響を与える。それが残念だし、マウスガードの普及が進んでいないことにもどかしさを感じていた。デンティスト認定は選手たちの歯への関心を高めるチャンス」と感じている。
 上田さんのアドバイスで、同校女子ホッケー部は選手16人全員がマウスガードを着用するようになった。小学時代からプレーしてきた原口萌伽さん(1年)は「最初のころ、ボールが顔に当たって怖い思いをした。幸い歯には影響がなかったが、マウスガードがあれば、あまり怖さを感じず試合に打ち込める」と話す。
 上田さんはさらに、選手たちにプレーで最大限の力を発揮してもらうため、強く歯をかみしめることが、握力や背筋力など体の収縮する筋力を増大させ、上下の歯が重なる面積が大きいほど体の重心が安定して軸がぶれないことなど、歯と競技力向上の関連性も併せて指導していくという。
 上田さんは「スポーツ歯科に対する理解はまだ低く、家庭でも部活でも歯の健康管理への意識を高めてほしい。それが将来的には健康寿命を延ばすことにつながる」と話す。









歯科治療の待ち日数、平均9か月
刑務所に勧告
読売新聞 2015年7月23日(木) 配信 読売新聞
 長野県弁護士会は21日、長野刑務所(長野県須坂市)で、歯痛を訴えた男性受刑者が、約5か月間治療を受けられなかったのは人権侵害に当たるとし、医師を確保するなどの処遇改善を行うよう、同刑務所に勧告したと発表した。 勧告は6日付。
 勧告書によると、男性受刑者は2014年4月から歯の痛みを再三訴えたものの、対応は鎮痛剤の交付のみで医師の治療を受けられたのは同年9月だった。同刑務所は弁護士会の照会に対し、歯科治療の希望者は増加傾向で、待ち日数が平均268日と回答した。
 弁護士会の一由貴史弁護士は記者会見で、「予算の制約を考慮しても、受刑者の医療を受ける権利を侵害したものと言わざるをえない」と述べた。同刑務所は読売新聞の取材に、「刑務所としても昨年から診察日を増やすなどの対応をとった。引き続き適切な措置に努める」としている。










タブレットで健康管理 
シャープ、三重で実験

共同通信社 2015年7月23日(木) 配信

 シャープは22日、タブレット端末を活用した高齢者向けの健康管理事業の実証実験を9月から三重県亀山市で始めると発表した。タブレットを通じて日々の健康状態を記録。電話相談や見守りサービスも提供する。2016年度から事業化し、全国に広げたい考えだ。
 実験では、参加者にタブレット端末を貸し出し、体重や血圧、食事内容などを記入してもらう。情報はシャープがインターネット上で管理し、電話で看護師らが個人のデータを見ながら個別に対応できるようにした。
 端末には、地域のスーパーやタクシー会社などにつながるメニューも用意、買い物や配車ができるサービスも付けた。地域のシルバー人材センターが専任スタッフを新たに採用、自宅を訪問する見守りの体制も整えた。
 実験は、亀山市在住の75歳以上が主な対象で、200人の参加者を募る。16年1月までで利用料は月々3218円。亀山市にはシャープの工場がある。












医療機関の消費税問題
「消費税“見える化”、難しい」、日病の堺会長
病院に特徴的な項目を調査へ
m3.com 2015年7月22日(水) 配信 池田宏之(m3.com編集部)
 四病院団体協議会は7月22日、総合部会を開き、医療機関における控除対象外消費税の問題について話し合い、独自に調査を実施することを決めた。日本医師会が開いている「医療機関等の消費税問題に関する検討会」などにおいて、病院の消費税負担を考える材料となる見込みで、病院に特徴的なMRI検査や看護職員夜間配置加算などを調べる方針。終了後の会見した日本病院会の堺常雄会長は、「“見える化”ができるのかどうか、疑問もある」「(影響の)色づけは難しい」と述べる場面もあった。
 四病協は、1団体につき約20病院、13項目程度を調べたい考えで、今後詳細を決める。調査項目としては、MRI検査、看護職員夜間配置加算、医師事務作業補助体制加算、脳血管疾患等リハビリテーション料、酸素ボンベ加算などが含まれ、人件費や材料費への影響を調べる。日医は、診療所への影響を中心に調べるため、四病協では、病院特有の項目を含める(『13項目で消費税影響調査へ、日医検討会』を参照)。
 現時点で、日医の検討会では、消費税の影響が特徴的に現れる項目を調べていく方針だが、マクロレベルの影響を調べるための方法についてのコンセンサスはない状況。調査がマクロの影響を判断する材料になるかについて、堺会長は「微妙な観点」との認識を示した上で、「“見える化”が可能なのかという問題がある。(消費税の導入や税率変更、その後の改定で)色づけが難しいのでは、という思いがある」と述べた。ただ、“見える化”に向けた作業については、「道筋を踏まないといけない」として、避けて通れない作業と見通した。

日本病院会の堺常雄会長は、消費税負担の”見える化”に向けて、MRI検査にかかる費用などを調べる意向を示した。

AMEDが難病研究の国際コンソーシアムに加盟
小児の未診断疾患の診療体制構築も始動

m3.com 2015年7月23日(木) 配信 高橋直純(m3.com編集部)

 日本医療研究開発機構(AMED)は7月22日の理事会で、希少難病に関する研究投資機関の国際コンソーシアム「IRDiRC (International Rare Diseases Research Consortium)」に加盟することを決めた。同日に開催された「原因不明遺伝子関連疾患の全国横断的症例収集・バンキングと網羅的解析(IRUD)研究班」のキックオフミーティングの冒頭で、AMED理事長の末松誠氏が明らかにした。IRDiRCへの加盟で、難病に関するゲノム情報解析結果を加盟機関で提供し合えるようになるなど、国際的な研究体制を推進できる。
 研究班の活動については、研究班代表を務める国立成育医療研究センター研究所所長の松原洋一氏らが会見、「今回は革新的な取り組み。治療薬を開発していきたい」と話した。

あいさつをする末松氏

 難病研究はAMEDの重点分野の一つ(『志ある臨床医の協力、研究開発のカギ - 末松誠・AMED理事長に聞く◆Vol.1』を参照)。IRDiRCに加盟することで、患者(症例)数が非常に少ない難病に関するデータを国際的に共有できるようになる。末松理事長は、患者からゲノム情報を提供してもらう際に行ったインフォーム・コンセントの内容を、研究データに電子的にタグ付けする取り組みが進んでいるとして、「まだでき上がっていないので、日本も最初から参加していく。マシンリーダブルコンセント(機械可読な同意)という仕組みを考えていく責任が、AMEDにもある」と意義を語った。
 未診断疾患イニシアチブ(Initiative of Rare and Undiagnosed Diseases)は難病に対する政策の総称で、「原因不明遺伝子関連疾患の全国横断的症例収集・バンキングと網羅的解析」はその具体例という関係。研究班は 今年7月にスタートし、2018年3月までを活動期間としている。全国に10程度の拠点病院を指定し、患者を日常的に診察するかかりつけ医と高度専門医療を行っている医師が連携し、最先端の遺伝子解析などを用いて診断する。小児の難病を対象とする研究班が先行するが、今年度中に成人向けの研究班もスタートする予定。
 拠点病院は幅広い診療科の医師が参加するIRUD診断委員会を設置し、診断困難な患者について検討する。成育医療センター、慶應義塾大学、東北大学、横浜市立大学、金沢大学はIRUD解析センターとして、依頼された検体についてエクソーム解析などの遺伝子検査を行う。診断結果はかかりつけ医と連携して、フォローアップする。
 22日はキックオフミーティングの直前に松原氏らが会見。「小児希少疾患の多くは遺伝性。日本は世界で研究高いレベルを誇っている。しかし、それが実際に患者に届いていないというもどかしさもあった。さまざまな遺伝子を見つけて治療薬を開発していきたい」と意気込みを語った。


取手に虹

2015年07月23日 08時05分56秒 | 日記・断片
今朝の散歩で、西さん(仮名)に会う。
医科歯科通信名のブログを伝えていたが、「出てこない」と言っていた。
聞くと[検索]は楽天。
そこで「ヤフーなら出てくるはずです」と指摘したら、「つながった」とアクセスできたことを明かす。
今朝の取手は、午前3時45分、雨模様で頬に雨つぶが当たったように想われたので、雨合羽を着て散歩へ行く。
カメラは雨に濡れると思ったので持たない。
背後で人の声がした。
暗闇で人が何処にいるのか定かではない。
2度も、3度も人の声がした。
明るくなって分かったのだがその人は携帯電話をかけながたのだが、道を左右していた。
つまり道路を渡ったり引き返したり。
誰かが車で迎えに来る様子であった。
しかし、夜道で背後で急に人の声がするの不気味であるが、早朝も同じ。
午前、4時過ぎて、朝焼けとなる。
ピンク色の空が、炎のような赤となる。
雲が幾重にも重なり、雲の色合いが不気味な色となる。
灰色、薄いブルー、ピンク色、オレンジ色、そして炎の色。
カメラを家に置いてきたので、その朝焼けをリアルに表現できない。
午前4時40分、家まで2分の地点で東南の方向に虹を見た。
薄い外側の虹と鮮やかな内側の虹。
二重のにしだった。
家へ戻り、カメラに収めたら雨が降りだし、虹はわずか2分ほどで消えた。
今日は、老人会(午前10時)がある。
午後は上野祭りへ。
このため、午後7時30分の地元八重洲地区の会合は欠席。