先日のサンフランシスコでのアシアナ航空機の着陸失敗事故のニュースを見てぞっとしました。事故で亡くなられた方の遺族の方や事故に遭われた皆さんには心よりお見舞い申し上げます。
「飛行機は最初と最後の五分間が危険」ということはよく耳にしますが、私自身は能天気で離陸はともかく、着陸時には「もう着いた」とたかをくくっていることが多いのですが、実際にはやはり着陸時の事故というのはあるんですよね。
パッと思い出すだけでも、1994年の名古屋空港での中華航空機事故や四年前の成田でのFedex機が強風にあおられて着陸に失敗した事故があります。
今回の事故のアシアナ航空は質の高いサービスを提供するとして毎年上位にランクされている航空会社です。なんでも機内でマジックショーがあるとか。そういう会社の機が事故を起こしてしまうのですから、サービスの質と運行の安全と別の尺度で測らなければならないと感じます。
これはあくまでも私個人の勝手な「印象」なのですが、良いサービスで人気のある、要するにはぶりの良い会社になるにつれて事故も増えるように思われます。正確に統計を取っているわけではないので、あくまでも印象ですよ。
1980年前後はJALが五つ星を満喫していた時期だと思います。が、そのようなハイな業績が会社の管理体質にゆるみをもたらしていたのではないでしょうか?詳しくは覚えていませんが、やたらと小さな不備や事故があり、私自身(その頃はそんなに空の旅をする機会はなかったのですが)JALを避けて全日空(ANA)を撰んでいたのを覚えています。
で、その「ゆるみ」が端的に現れたのが1982年の羽田沖墜落事故(事件)であったように解釈しています。(事故のことをことさらに書きたくないので、関心のある方はご自身でグーグルしてみてください)
現在では状況が変わりANAが日本の航空会社のトップのようですね。そうなるにつれて最近ANAの飛行機に関しての小さな事故や不具合などのニュースがやたらに目につくようなのですが、気のせいでしょうか?私個人では「好業績=管理のゆるみの法則」ではないかと疑いを持っているのですが。
私自身、帰国する度に成田(もしくは羽田)-新千歳間のフライトがあります。正直言って毎回JALを現在では選ばさせていただいています。今のJALは必死なので事故に繫がるような気のゆるみもないのではなかろうかと。
今日書いていることは、別にANAをけなしてJALを持ち上げようということでは全くないのですよ。ただ、乗客の身としては飛行機は安全に飛び立って、安全に飛んで行って、安全に着陸してもらわないと困るのです。やっかいなことは、私たちは機内食がおいしいかまずいか、フライトアテンダントの方が優しいか無愛想かなどという(安全に関しての)重要度の低い点は目に見えても、機体の点検装備や乗務員の勤務条件などの重要な点については全くの「おまかせ」にせざるを得ない点です。
この点をカバーして身を守るため?の算段が「小さな事故や不具合」のニュースをある意味での安全/危険指標として用いることだと思います。ちょっと裏付けに乏しいですけどね。それでもある程度当たっていると自分では思い込んでいます。
「そんなシンパイ、馬鹿馬鹿しい」と言われるのを待っていますから、航空会社関連の皆さん、フライトの100%の安全を是非とも確保してくださいませ。
お願いします。
応援します、若い力。Meet Iceland
ブログ当事者へのコンタクトは:nishimachihitori アット gmail.com
「飛行機は最初と最後の五分間が危険」ということはよく耳にしますが、私自身は能天気で離陸はともかく、着陸時には「もう着いた」とたかをくくっていることが多いのですが、実際にはやはり着陸時の事故というのはあるんですよね。
パッと思い出すだけでも、1994年の名古屋空港での中華航空機事故や四年前の成田でのFedex機が強風にあおられて着陸に失敗した事故があります。
今回の事故のアシアナ航空は質の高いサービスを提供するとして毎年上位にランクされている航空会社です。なんでも機内でマジックショーがあるとか。そういう会社の機が事故を起こしてしまうのですから、サービスの質と運行の安全と別の尺度で測らなければならないと感じます。
これはあくまでも私個人の勝手な「印象」なのですが、良いサービスで人気のある、要するにはぶりの良い会社になるにつれて事故も増えるように思われます。正確に統計を取っているわけではないので、あくまでも印象ですよ。
1980年前後はJALが五つ星を満喫していた時期だと思います。が、そのようなハイな業績が会社の管理体質にゆるみをもたらしていたのではないでしょうか?詳しくは覚えていませんが、やたらと小さな不備や事故があり、私自身(その頃はそんなに空の旅をする機会はなかったのですが)JALを避けて全日空(ANA)を撰んでいたのを覚えています。
で、その「ゆるみ」が端的に現れたのが1982年の羽田沖墜落事故(事件)であったように解釈しています。(事故のことをことさらに書きたくないので、関心のある方はご自身でグーグルしてみてください)
現在では状況が変わりANAが日本の航空会社のトップのようですね。そうなるにつれて最近ANAの飛行機に関しての小さな事故や不具合などのニュースがやたらに目につくようなのですが、気のせいでしょうか?私個人では「好業績=管理のゆるみの法則」ではないかと疑いを持っているのですが。
私自身、帰国する度に成田(もしくは羽田)-新千歳間のフライトがあります。正直言って毎回JALを現在では選ばさせていただいています。今のJALは必死なので事故に繫がるような気のゆるみもないのではなかろうかと。
今日書いていることは、別にANAをけなしてJALを持ち上げようということでは全くないのですよ。ただ、乗客の身としては飛行機は安全に飛び立って、安全に飛んで行って、安全に着陸してもらわないと困るのです。やっかいなことは、私たちは機内食がおいしいかまずいか、フライトアテンダントの方が優しいか無愛想かなどという(安全に関しての)重要度の低い点は目に見えても、機体の点検装備や乗務員の勤務条件などの重要な点については全くの「おまかせ」にせざるを得ない点です。
この点をカバーして身を守るため?の算段が「小さな事故や不具合」のニュースをある意味での安全/危険指標として用いることだと思います。ちょっと裏付けに乏しいですけどね。それでもある程度当たっていると自分では思い込んでいます。
「そんなシンパイ、馬鹿馬鹿しい」と言われるのを待っていますから、航空会社関連の皆さん、フライトの100%の安全を是非とも確保してくださいませ。
お願いします。
応援します、若い力。Meet Iceland
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