NHKの人気番組のひとつに「総合診療医 ドクターG」があります。
番宣のように病名を探り当てるまでの謎解きをスタジオで展開するというものです。
じつはこの番組、ほとんど見ていませんでした。たまに見ても断片的にしか見なかったりなので、番組に入り込むことすらできていなかったのです。しかし、9月6日(木)の放送だけはキッチリ見たのですね。
9月6日(木)
第7回 患者の訴え「なんとなくおなかが痛い」
1か月前に出産した38歳の女性が下腹部痛を訴えた。「なんとなくお腹が痛い…」。吐き気、息切れ、微熱、そして、姑(しゅうとめ)のプレッシャーによるストレスも…。子どもが生まれた喜びの裏に、実は大きな病気が潜んでいた。妊娠、出産という女性ならではの、からだの変調に隠れていた意外な病気とは?
初めに女性が押さえていたのは右脇腹でした。私ゃ、初めに「盲腸では?」と思いました。うちの父も母もやったことがあって身近?な病気だったからというのもあったからでしょうか?
その後研修医の皆さんは小難しい病名をアレコレ上げて、症状や経過などと照合し、消去したり新しい候補を上げていきました。そして辿り着いたところのは「虫垂炎」。いわゆる「盲腸」でした。
途中で上げられる病名には「ふーん」と感心して聞き入っていましたが、最終的に「虫垂炎」と最終診断が出ると「ほーら、見ろ!」ってなもんでドヤ顔をしてる私がいました。
翌週は見忘れ、昨夜また直に見ました。
9月20日(木)
第9回 患者の訴え「首が痛くてたまらない」
山歩きを始めた夫婦。夏山に出かけたところ、下山途中で妻(48歳)が「首が痛い」と言いだした。痛みは増し、ついに歩けないほどに…。実はこの夫婦、1か月半前に初めて山歩きをしたが、山の気候は寒く、冷え症の妻はそのとき“ある失敗”をしたという。その日の出来事が原因で、妻は思いがけない病気に侵されていた…。
こいつは何ともわかりませんでした。山小屋で激しい悪寒に襲われ保温のためにカイロを貼ったのですが、あまりの寒さにひとつだけ足首に直に貼ってしまいました。さすがにこれはアカンと思いました。
案の定「低温やけど」をしていました。そして“赤み”だけだったやけどが、やがて水泡になり、水泡が破れて、そこからばい菌が入り、一ヶ月後の登山のときに症状が出てしまったわけでした。
こういう聞き取りを小出しに再現映像で出されるので、当初「敗血症」とか「リウマチ」とか「リンパ腫」とか候補が挙がっていたのが、次には「つつがむし病」に変わり、最後は「破傷風」になりました。そして「破傷風」の象徴的な症状「口を開けられない」については研修医よりゲストの光浦靖子の方がチェックできていた始末でした。
見ていて医者も経験値がものを言う職業だなあと思いました。そして短絡的に結果を出すのでなくあらゆる病気の可能性を探っていかないと命に関わるから大変なんですね。最近は下手を打つと訴えられますしね。
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番宣のように病名を探り当てるまでの謎解きをスタジオで展開するというものです。
じつはこの番組、ほとんど見ていませんでした。たまに見ても断片的にしか見なかったりなので、番組に入り込むことすらできていなかったのです。しかし、9月6日(木)の放送だけはキッチリ見たのですね。
9月6日(木)
第7回 患者の訴え「なんとなくおなかが痛い」
1か月前に出産した38歳の女性が下腹部痛を訴えた。「なんとなくお腹が痛い…」。吐き気、息切れ、微熱、そして、姑(しゅうとめ)のプレッシャーによるストレスも…。子どもが生まれた喜びの裏に、実は大きな病気が潜んでいた。妊娠、出産という女性ならではの、からだの変調に隠れていた意外な病気とは?
初めに女性が押さえていたのは右脇腹でした。私ゃ、初めに「盲腸では?」と思いました。うちの父も母もやったことがあって身近?な病気だったからというのもあったからでしょうか?
その後研修医の皆さんは小難しい病名をアレコレ上げて、症状や経過などと照合し、消去したり新しい候補を上げていきました。そして辿り着いたところのは「虫垂炎」。いわゆる「盲腸」でした。
途中で上げられる病名には「ふーん」と感心して聞き入っていましたが、最終的に「虫垂炎」と最終診断が出ると「ほーら、見ろ!」ってなもんでドヤ顔をしてる私がいました。
翌週は見忘れ、昨夜また直に見ました。
9月20日(木)
第9回 患者の訴え「首が痛くてたまらない」
山歩きを始めた夫婦。夏山に出かけたところ、下山途中で妻(48歳)が「首が痛い」と言いだした。痛みは増し、ついに歩けないほどに…。実はこの夫婦、1か月半前に初めて山歩きをしたが、山の気候は寒く、冷え症の妻はそのとき“ある失敗”をしたという。その日の出来事が原因で、妻は思いがけない病気に侵されていた…。
こいつは何ともわかりませんでした。山小屋で激しい悪寒に襲われ保温のためにカイロを貼ったのですが、あまりの寒さにひとつだけ足首に直に貼ってしまいました。さすがにこれはアカンと思いました。
案の定「低温やけど」をしていました。そして“赤み”だけだったやけどが、やがて水泡になり、水泡が破れて、そこからばい菌が入り、一ヶ月後の登山のときに症状が出てしまったわけでした。
こういう聞き取りを小出しに再現映像で出されるので、当初「敗血症」とか「リウマチ」とか「リンパ腫」とか候補が挙がっていたのが、次には「つつがむし病」に変わり、最後は「破傷風」になりました。そして「破傷風」の象徴的な症状「口を開けられない」については研修医よりゲストの光浦靖子の方がチェックできていた始末でした。
見ていて医者も経験値がものを言う職業だなあと思いました。そして短絡的に結果を出すのでなくあらゆる病気の可能性を探っていかないと命に関わるから大変なんですね。最近は下手を打つと訴えられますしね。
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