峠おやじの「たわごと」

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原発事故、全員不起訴

2013年08月15日 | 時事ネタ
今日は終戦(敗戦)記念日なので、心穏やかな事でもと思っていたら、とんでもないニュースが入ってきた。

「原発事故、全員を不起訴へ」産経ニュースより
東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失傷害容疑などで告訴・告発された菅直人元首相に、検察当局が事故発生直後の対応について釈明を求めたことが9日、関係者への取材で分かった。検察当局は勝俣恒久前東電会長ら約40人への捜査をほぼ終えており、元首相の見解を踏まえ全員を不起訴処分とする方向で検討している。

 告訴・告発した福島県の住民らは関係者が不起訴となった場合、検察審査会に審査を申し立てる方針。告訴したグループは「巨大津波の可能性を認識していたのに必要な対策を怠って事故を招いた」と主張。検察当局は地震の研究者らにも聴取を重ね「当時は津波の高さについて統一的な見解はなく、事故の予見可能性があったとは言えない」との見方を強めている。


菅もどうしようもないが、原発関係者についての不起訴は納得しがたいものがある。三陸方面での津波の歴史はほんの50年前にも起きている。それなのに地震学者を名乗るのならば津波の高さについて統一的な見解がないとはあまりにお粗末である。

このように事故が起きるたびに想定外などと居直られては命がいくつあっても足りない。放射能の影響も事故前と事故後で識者の言うことがコロッと変わるようではとても信用できるものではない。自浄能力のないお役所が主導する原子力行政では。

それでも安心・安全というなら大消費地の東京・大阪など都会のど真ん中に原発を造り直すことだ。そして大深度地下に核廃棄物を永久保管する。それならよほど褌を締め直してしっかりしたものを造ってくれるだろう。しかも送電ロスもないし、一石3鳥だと思うよ。それなら信用してあげるよ。

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