キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

ホー・ユーハン監督インタビュー記事

2009年10月22日 | ☆エンタメ-映画
写真は、六本木TOHOシネマズの前での監督。

シネマジャーナルに「心の魔」の監督、ホー・ユーハン氏のインタビューが掲載されました。これまで、彼についてのバックグラウンドなどをまったく知らなかったのですが、映画監督になった理由まで、いろいろ丁寧に質問されてて、とても納得でした。

http://www.cinemajournal.net/special/2009/Ho_Yuhang/

今日も自転車出勤! TIFFで「心の魔」を見る

2009年10月20日 | ☆エンタメ-映画
じゃじゃ~ん。
私の愛車をご紹介。
白のビアンキトレビリオです。
1年以上、乗ってなかったので、チューブから、ライトから、速度計から、
総とっかえしてもらいました。
あとは、サドルを柔らかいものにしてもらえれば言うことなし。



でもって、今日は映画祭のため、会社を早退するのです。
(一緒に行く人も見つかりました。ありがとうございます)

がんばってるみんな、ごめんよ~。


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日記の続き。

13時で早退し六本木へ。
今日見る映画は、マレーシアのホー・ユーハン監督の「心の魔」。
上映後には監督、出演者による「Q&A」コーナーもある。
ユーハン監督に会えるのも2年ぶり。

映画は、ヘビーでした。
まだ、消化できていません。
ま、おいおい。


Q&Aに登場したユーハン監督は相変わらずお茶目。
こんなお茶目な人があんなヘビーな映画を撮るとは・・・。

会場には知った顔がちらほら。
映画が終わって、外で監督がサイン攻めに遭っているのを遠巻きに。
サインをもらいに行くタイミングを逸した。
ちゃんと挨拶したいのだけど・・2年前のこと覚えてくれているかな?

私のチケットを引き取ってくれた知人は、芸能関係のライターさん。
上映後、ユーハンインタビューを行ったそうだ。
どんなこと聞いたのかな?

で、そのインタビューが終わった後、友人とユーハンに会いに行き、
そのまま流れで、51階で行われた香港関係のレセプションへ。
香港のギョーカイジンのじょにさんがいないかと探したけど、見つからず。
今年は来日していないのかも。

おいしそうな料理がたくさん並んでました。
夜景もきれいだった!
会場では、ユーハン映画の挿入歌に使われていた、日本人歌手の落合さんや映画祭の通訳をやってるゆみさんや、ユーハンや、今日の主演女優さんらといろいろおしゃべり。
英語よりも中国語のほうがしゃべりやすいことに愕然。
これは、中国語の上達と言うよりは、英語の退化が著しいことによるモノ。


ずーっとパーティーの喧騒の中にいたので、会社からの緊急連絡に気がつかず。
印刷序からの連絡でした。
せっかく昨日のうちにすべて入稿済ませておいたのに、
原稿の不備のため1日遅れになってしまいそう。

ま、1日くらいの遅れは想定内。
明日早めに会社に行って、済ませてしまおう。


そんなわけで、今日は自転車は会社において帰りました。

東京国際映画祭 開幕

2009年10月17日 | ☆エンタメ-映画
またまたこのシーズンがやってまいりました。
今年からは六本木のみでの開催となって(関連イベントは東京各地で開かれますが)移動もしやすくなりましたね。

本日初日。
去年はがんばってグリーンカーペットも見ましたが、今年は目当ての映画だけ見て、友人と食事して帰ってきました。

さて、本日見たのは、マレーシア映画の「タレンタイム」。
なんというか、ものすごくいい映画でした。


監督は、ヤスミン・アフマドさん。
今年の7月の急死のニュースは衝撃でした。

今日みたのは彼女の最新作でしたが、ほんとに、こんないい映画を作る人が・・・!!
はやすぎる…と思わずにはいられません。
今回の映画祭では、彼女の追悼枠もあって、関連の作品が3作上映されます。



DVDを入手して、自宅で鑑賞会を開きたい。
と思っています。
この映画、他の人にも見てもらいたい。

「タレンタイム」
http://www.talentimethemovie.com/
http://en.wikipedia.org/wiki/Talentime


おなじみ、六本木ヒルズのエスカレーターのところの飾りつけ




東京国際映画祭公式サイト

東京国際映画祭 『心の魔』 チケットあります

2009年10月16日 | ☆エンタメ-映画
今週末から始まる東京国際映画祭。
今年は前売りで、2本だけ買いました。

「タレンタイム」と「心の魔」

なかでも「心の魔」は夜に上映される回のチケットが、即ソールドアウトだったため、会社を休んで平日昼間に見に行くことにしました。
(ホーユーハン監督の新作なので、ぜひとも見たい!)

ところが、同行予定だった人が行けなくなってしまったので、チケット1枚あまってます。
平日昼間ですが、いける方がいたらお譲りいたします。
(私も当日行きますので、チケット受け渡しは当日会場の六本木ヒルズでお願いします)


10/20 14:10 - 16:13 (開場13:50)
六本木会場 [TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen6]
登壇ゲスト(予定):ホー・ユーハン(監督)、ジェーン・ン・メンホイ(俳優)
前売券¥1300

映画祭の作品紹介ページ


コメントもしくはメール下さい。
よろしくお願いいたします。


東京国際映画祭 チケット発売

2009年10月03日 | ☆エンタメ-映画
今日は東京国際映画祭のチケット発売です。
今年はいろいろばたばたとしているので、とりあえずマレーシア映画2作品のチケットを買いました。
人気のある映画は、あっという間に売り切れてましたね。

あとは、時間ができたら当日券のあるものなどを見ようかな。
と思ってます。



それと、全然発表がなくてのんびりしていたら、陳昇の年末コンサートのチケットも本日発売でした。
う~今日出かけるのだけど、チケットうまく買えるだろうか??


今日は午後から伊豆へ行きます。



-------------------私信

私に大晦日のボビコンチケットを頼まれた方、台湾方面へ連絡完了しました。
どの席になるかなどはぜんぜんわかりませんが。
まぁ例年通りでしょう。
1日も行く方(Bさん、Cさん)の分はなんとか本日1時にがんばってみますね。

シンガポール映画祭

2009年08月10日 | ☆エンタメ-映画
シネマート六本木にて9月5日から13日まで開催だそうです。
(8月15日からぴあで前売り発売開始)

詳細はこちら
http://d.hatena.ne.jp/duoli/20100101/1249604343

公式HP?


シネマート六本木


いよいよ芸術の秋が近づいてきましたね。
(私、映画はこの時期にまとめて見ることにしています)


上映リスト中「Singapore Dreaming」は、一昨年の東京国際映画祭で、賞をとったものですね。
いい映画でした。
Q&Aコーナーもあるようです。

ニューシネマパラダイス完全版 「新天堂楽園」 CINEMA PARADISO

2009年03月24日 | ☆エンタメ-映画
ご存知!1989年のイタリア映画です。

ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 [DVD]

PI,ASM

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もう20年も前の映画になるんですね。
ずいぶん前に見てラストで号泣した覚えあります。

今回見たのは170分の完全版。(しかも中国語字幕)
劇場版とはぜんぜん違う映画になっていました。
見たことないシーンがいっぱいというか、見たことないストーリーになっていました。

それはそれでいいですが。
やはり劇場版のほうが好みではありますね。
テーマがわかりやすくてすっきりしてるから。

この完全版は、トト(多多)とアルフレッド(艾費多)の友情と映画への愛情と、初恋と30年後とたくさんのテーマがあって、目がまわりそうでした。
アルフレッドの若いトトへの仕打ち・・・中国語で見ちゃったせいか、ちょっと消化不良です。多多の成長を願って鬼になったのかな?
う~ん。

WALL・E ウォーリーはMACでできてる

2009年03月03日 | ☆エンタメ-映画
ウォーリー [DVD]

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント

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中国語で見ました。ディズニー映画。
ロボットの恋がとってもかわいらしく、面白く見ました。(ついつい途中で寝てしまいましたが)ゴミに覆われて人が住めなくなってる地球・・・・。その中で芽生える恋。女の子を乗せた宇宙船にしがみついて宇宙を旅するウォーリーは、まるで未来少年コナンみたい!

ところで、ウォーリーって中身はMACできてるのかな?
MACと同じ起動音です。ジュヮーン!っていう独特の和音のやつ。
MAC使ってる人が見たら、うれしくなっちゃうこと間違いなしです。

ところで中国語で見ましたが、字幕と音声がまったく別でした。
仕方ないのかな?日本語のばあいも吹き替えと字幕はぜんぜん違いますからね。
アニメの吹き替えは言葉の勉強としては難易度高いですね。口元見えないし。
この映画は、ほとんどせりふなかったので、中国語で見ようが英語で見ようがあまり変わりはありませんでした。ただ、字幕は中国語のほうが文字数が少なくて見やすいですね。

それからもうひとつ小ネタとして面白かったのが、エンドロールの絵。古代から始まり、黄河文明、エジプト、ギリシャ、ローマ、ルネサンス、スーラ、ゴッホと時代が下ってくるの。全部元ネタがわかるような教養が欲しいなと感じました。
(この辺、エニアグラムでいうところの「タイプ5」の性格丸出しですね)

エニアグラムについて詳細はこちら
http://shining.main.jp/eniatest.html

『赤壁~レッド・クリフ』上集

2009年02月26日 | ☆エンタメ-映画
ついに見ました。
中国語字幕で。

戦闘シーンの連続で、台詞のある部分は少ないので、ほとんど分かりました。(ドラマ部分の作りこみが甘い気がするのは気のせい?それともジョン・ウーだからいいのか?)少ない台詞の部分は、さすが時代劇!どこがどうとは言えないのですが、漢文みたいな言い回しが多くて、現代劇とは全然違いました。従って、聴いたことのない中国語のオンパレード。(現代劇でも聞いたことのない中国語はいっぱいありますが・・・汗)単語も日常生活に使わないような戦国時代用の単語とか。勉強になるようなならないような。

大画面迫力の映画館で見たほうがいいですね。これは絶対に。下集は映画館で見る機会に恵まれたらな。と思います。いよいよ有名な「連環の計」の登場ですね。

この映画の中でなかなか良かったのは、劉備側の武将「趙雲」でした。しょっぱなから見せ場あるし。笑顔は素朴で、そしてどこまでも主君に忠実。いいな~。

ところで、中国語のレッスンでこの映画の話になり、「NI最喜歓的是誰?(一番好きなのは誰?)」ときかれました。すぐさま「趙雲」とこたえたかったのですが、
例によって私の発音では、なかなか通じなくて困りました。

   趙雲 zhào yún

これを、「じゃおゆぃん」と発音していたので、先生には

   jiào yún  叫雲 と聞こえてしまったようです。

さらに「どこが好きなの?」と聞かれ

   一生懸命なところ(認真)・・・と言うつもりで、「れんじぇん」

これが、先生には lĕng 冷 と聞こえてしまったみたいです。

   は~~~っ(ため息)。 認真 rèn zhēn  が正解です。


ちなみに、『真面目』には二通りの中国語があり、

   ●一生懸命真面目に・・という意味の 「認真」
   ●堅い、カタブツというような意味の 「厳粛」yán sù

趙雲は笑顔は可愛くて、ちっとも厳粛ではありませんよね。

台湾映画 「海角七号」

2008年12月11日 | ☆エンタメ-映画
以下ネタバレあります。請注意(ちんつぅい)

台湾で今年最大のヒット作。
なんでも台湾での興行成績が、タイタニックについで史上2位なのだそう。これまで、いくら国際映画祭などで評価され、賞をとったりしても、興行的には全然人が入らなかったと言われる台湾映画(国片)としては、ものすごい現象だと思います。
で、今回の台湾旅行の際に見てきました。大ヒットした事に加え、日頃映画の話をしない友人たちが、やたらとそれにまつわる話をするのも、気になります。

映画の前に、話した友人A(台湾人)
「4回見たよ~。笑えるよ~。台湾語の台詞が面白いの」

友人B(台湾人)
「2回見た。面白い。中国語はなす日本人が出てくる。変なしゃべり方、YOKOを思い出す」

友人C(日本人)
「日本語の台詞が変(ヘタ)で、日本人が見ると、ちょっと気になるかもよ~」

友人D(日本人)
「台湾語が分からないと、日本人には笑いのツボがわかんないかもね」


などなど、いろいろな前評判を聞いて出かけたわけです。映画館は、公館駅から南へ下った、羅●福路(ろーすーふーるー)と基隆路(ちーろんるー)の角。土曜日の午後でしたが、他に客はなく、がラーンとした会場。あれれ?流行ってるって話だったけど、もうさすがに下火なのかな。
旅行記にもちょっと書きました。


さて、映画は・・・。

主要な登場人物が(田中千絵をのぞき)ほとんど俳優でなく、ミュージシャンによって演じられています。以前、陳昇もでていた「愛情霊葯」もそんな映画でした。あ、あの映画にも小応出てるし、そしてあれも日本人が出てきたっけ。共通点ありあり。全く台詞がない役ではありましたが、回想シーンの友子が、星光大道第2シーズンの梁文音でした。テレビで見るより可愛くなかったのがちょっと残念でしたが、原住民の梁文音にはぴたりのキャスティングだったのかも。(それとも、当時の恒春あたりって原住民よりも漢族住民がおおかったかな・・・)

映画は、少しの北京語、大部分が台湾語。そして日本語。と言語的にユニークな展開をしていきます。解説サイトでは、原住民の言葉とか、客家語とかのことも出ていたのですが、私の耳では聞き取れませんでした。


ストーリーは、字幕見なくても、台湾語で進んでも、動作で分かると言うとても単純な分かりやすい話でした。分かりやすさがうけたのかも?日本語の手紙の部分は、動作では分かりませんが、日本語なので、問題なし。

恒春の田舎の日常の感じ。墾丁の海の美しさ。バンドの音楽の魅力。~コンサートシーンはモチロン良かったけど、他には特にオーディションの場面が良かった。民雄さん演ずる原住民の警察官が、主人公が投げ捨てたギターを取って、「音楽は楽しむもんだぜ」な~んて、クサイ台詞をはきながら、歌った歌よかったな~。


水蛙(夾子の小応)のかなわぬ恋もよかった。自分が働く、バイク修理店の女主人(3人の子持ち、ダンナあり)に恋する水蛙。「ムリムリ」なんて仲間には言われるものの「蛙は、交尾中でも次々に別のオスがメスを奪おうとするんだ!」なんて言って、折れない人。(字幕が追えなかったので、自信がないですが)

それと、やっぱり手紙の部分。
手紙はとても詩的で、日本人だとこういう文章書かないだろう・・・と言う言い回しなど多かったようですが。(漢文調??)でも十分いい手紙でした。
そして、その手紙が、最後に友子さんに渡る場面もよかった。日本と台湾の長い歴史が美しく描かれている。美しいものばかりじゃないのは分かっていますが、しばし酔いました。


確かに、台湾語の台詞が多く、友人たちが言ってたような面白さは全く分かりませんでした。そのため、「興行成績がタイタニックに次いで史上2位」という理由も、分かりませんでした。せめて、ほかに台湾人のいる環境で見たかった。
台湾の人はどこで笑うの?肝心の笑う部分が分からなかったので、面白さ半減ですが、それ以外にも、ちょっとなぁ~と思う点がいろいろ。ここから先、ダメだしします。

中孝介の話す日本語の台詞も聞き取れませんでしたが、まあ、役者さんではないので、仕方ないか。でも演出が日本人なら、もうちょっと演技指導はいったことでしょう。だって、異様にヘンだったもん。(中孝介さんゴメンナサイ。)でも中孝介本人も、出来上がったの見て「あちゃー」思ってるのでは?演じている本人には自分の演技わかんないもんね。ましてや素人なんだし。やっぱそこが残念。
トニータナカの娘さんだと言う、田中千絵ちゃんは、芝居がうまいとはいえないけどがんばってたと思います。彼女の中国語は私よりもはるかに上手だけど、台湾の人から見たら同じなんですね。かわいそうだ。
彼女の劇中キャラは、ちょっといただけない。何であんなに怒ってるのか。かなりイタイ人で。感情移入が難しい。それに主人公と恋に落ちるまでの描かれ方が軽すぎて、どうみても「恋」ではなく、酔った勢いでの過ちにしか見えませんでした。
クライマックスの「日本に帰らないでここにいろ」なんて台詞。からからと空回りする音が聞こえてきそうでした。


主題歌「国境の南(劇中では『海角七号』にタイトル変更)はヒットしているようですが、インパクト薄い・・・。聞き込むといい曲になるのか?サントラも買いましたので、聞き込もうと思います。

それから、せっかくSHINO(歌手)がでてるのだから、ちょっと歌ってほしかった。それとSHINOにも日本語の特訓を!

ちょっと不思議だったのは、台湾で片言の日本語はなす人たくさんいるけど、映画の中のSHINOの日本語は、「大根役者の日本語」でした。日本語ヘタなのではなくて、芝居が下手と思わせられた。なぜかな?SHINOも日本語話せるはずなのだけど、「芝居しなきゃ!せりふ~」と思うとあんなふうなしゃべり方になるのかな?
SHINOのせいではないけど、興味深いことなのでした。
たとえば、私がもし中国語で演技しろってことになったら、普段のヘタな中国語とは全然違う、芝居ヘタな中国語をしゃべるのだろうか。

いつもなら、日本語字幕ナシの映画を現地で見た場合は「日本語字幕で見た~い」と切望するのですが、この映画ばかりは違います。「台湾人ばかりの満員の映画館で見た~い」です。


ところで、映画見る前に台湾人により、「ここが面白い!」と解説された部分をご説明します。(ちゃんと伝わるか自信ないですが)


水蛙(ついけー)の台詞。
バイク修理店のシャッターに向かって、ドラムの練習をする水蛙。そこへ、托鉢中の尼さんが登場。

「ちうい、ぽーさ」(這位菩薩)~意味は「もし、そちらの方」と喜捨をお願いするポーズ。
水蛙「ごぁむしとーさ。ごぁきうついけぇ・・・チーン」(我不是土虱、我叫水蛙。我没有銭。チーン)~意味は「俺は鯰じゃなくて、水蛙だ。金はない。チーン」と尼さんのもってる鐘をドラムスチックでたたく。

友人たちにはオオウケで、このシーンが面白いといって、徹底的に解説されたのだけど、実際に映画の中で見たら、ストーリーに全く関係のない、ギャグのような場面でした。友人の解説によると、菩薩(ぽ~さ)と土虱(と~さ)という言葉の発音が似てることの言葉遊びのようです。台湾人にはこたえられない面白さのようです。テレビでも、小応が、この台詞を再現していて観客が大うけしてました。

こういう、台湾語の台詞の言葉遊びみたいなのが、きっとほかにもいろいろあったのでしょうけど、全く分からず。残念です。



オフィシャルページ

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エグザイル~絆(放・逐)

2008年11月10日 | ☆エンタメ-映画
公式サイト⇒ http://www.exile-kizuna.com/

先日、友達のお誘いで、出演者舞台挨拶付の試写会へ行ってきました。
アンソニー・ウォン(黄秋生)とフランシス・ン(呉鎮宇~ン・ジャンユーのほうがしっくりするな)という渋い男の登場で、会場は沸きまくり。
ゆかいな面白いお二人でした。
映画も面白かったし、得しました。
誘ってくれたMさん、ありがとう。


さて、この映画は、ジョニー・トー(杜峰)監督の2006年の作品。

ジョニー・トーって、有名な監督だけど、どんな映画があったっけ?
見てるはずだけど、すぐ浮かんでくるのはアーロン・クォックの
「風よさらば~天若有情2」だけ。

そんなはずはない、もっと見てるはず・・・
と調べてみました。



おお!
チョウ・ユンファとシルビア・チャン主演のあの名作
「過ぎゆく時の中で~阿郎的故事」
はこの監督だったのですね!

同じキャストの「ゴールデン・ガイ」もそうなんだ~。

「僕たちは天使じゃない」も!

ハードな映画ばかりというわけではないようです。


アニタ・ムイがかっこよかった「ワンダーガールズ」もなんですね。
このシリーズ、結構好きでした。
アンソニー・ウォンの怪演が良かったし。
金城武クンの映画デビューもこれだったのでは?


ところで、「チャウシンチーの熱血弁護士」なんて見たことないな~
と思ったら、「審死官」のことでした。

これなら見たことあり。
名前が変わっちゃうと何がなにやら・・・・。




90年代後半からの香港映画は、ほとんど見ていないので、
ジョニートーが「巨匠」になってからは、ぽっかり抜け落ちています。



今回見た「エグザイル」には、ワンダーガールズの雰囲気もありました。
全然人の歩いていないマカオの街など、現実感がなくって。
映画は、一瞬一瞬が、切り取りたくなるような、「キメ」シーンの連続でした。


ちょっと気分転換。
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寅さん@オーチャード & ホケットの花

2008年10月26日 | ☆エンタメ-映画
私にとっての、TIFF最終日。
映画を2本見ました。

1本目。
「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」
オーチャードホールで、山田洋次監督と竹下景子さんの舞台挨拶付。
客席には外国人のお客さんが目立ちました。

初めての大スクリーンでの寅さん。
映画はTV、ビデオで何度も見てる内容ですが、
やっぱり大勢の人と見ると楽しい!
わいわい騒ぎながら見ました。

2本目。
「ポケットの花」
六本木に移動。マレーシア映画です。
お父さん訳がジェームスリー監督だったとは気がつきませんでした。
子役の兄弟の可愛いこと!!
生活時間の違うお父さんに、朝タオルケットかけてあげたり、
怪しげな夕食をお父さんの分まで作ってあげたり。。

学校ではダメダメな二人だけど、芯はとっても優しくてかわいらしい。

あまりつらいことが起こらずに、すくすく育ってほしいな。

写真は渋谷の猫

不知火海

2008年10月24日 | ☆エンタメ-映画
1975年 日本 監督:土本典昭

水俣を扱ったドキュメンタリー映画。
いろいろな複雑な思いに駆られる映画ですが、民俗学的なアプローチもあり、ぐんぐん引き込まれて153分を見終わりました。

終了後は、当時の撮影監督、助監督の方によるトークショーがありました。
「映画の手法」についてかなり詳しい話がなされました。

詳細→http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=231
  →http://www.cine.co.jp/php/detail.php?siglo_info_seq=16


いか自分用のメモ
昭和49年当時、まだ汚染された魚は水俣湾にとどまらず、
不知火海全域~有明海まで見られたという話にはチョット驚きました。
食べてましたよね。普通にお魚。
子供だったせいもあるかもしれませんが、全くそんな認識なかったです。
宇土の方に潮干狩りに行って、貝も食べてたし。
発病するレベルの濃度ではないのでしょうけども。


ナレーションもあまり入らず、熊本南部の方言でどんどん進んでいくので、
見た人たち、言葉が分からなかったのではないかと思いました。
熊本出身の私でも、かなり分からない部分がありました。
聞き取りにくい部分は、英語の字幕を見たりして・・・
変な感じ。

水俣や天草の土地の人がいろいろインタビューに答えるのですが、人によって、
「あ~これは、親類のおばさんたちの話し方にそっくり!」とか
「お父さんの話し方によくにてるな~」
とか、そんなことにも興味を惹かれました。

漁の方法も丹念に追っているので、(うたせ舟とかちっとも知らなかった)
その点も興味深いものでした。
30年経って、今はどうなってるのでしょうか・・。
不知火海の漁業や水俣病は。
調べてみようと思いました。


参考
熊本大学の水俣病関連資料

http://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/suishin/minamata/

http://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/suishin/mercury/

ビューティフルな映画二本

2008年10月22日 | ☆エンタメ-映画
台湾映画「ビューティフル・クレイジー」
イタリア映画「ビューティフル・カントリー」
二日連続で「ビューティフル」というタイトルの映画を見ました。

どちらも映画祭がなかったら見なかっただろと思う作品。

ビューティフルクレイジーは、監督や出演女優さんによるティーチインもあり、
女優さんのかわいい事!
サインもらって喜びました。
監督は頭の切れそうな、とっつきにくいカンジでしたが。
芸術家なのですね。
この人は二年前にやはりこの映画祭で見た「チョコレートラップ」の監督さんでもあり、
前作では、音楽にボビー(陳昇)を起用していたので、
なにか共通項があるかなと思ったのですが、ファンが多くてそんな話まではできませんでした。
残念。

映画自体は、共感する部分は少なかったけど
ティーチインで監督が話していたように「夢」と思えば、
たしかに、夢のようなカンジはとてもよく伝わりました。

私も「このまま夢の中にとどまっていたい」と思うような、甘美な感覚の夢が時々ある。
目が覚めたあとに、その感覚を再現したくなる事があるから、監督の狙ってるものの1つにはそういうのがあるのかも。
と思いました。

今日見てきた「ビューティフルカントリー」はイタリア南部の産業廃棄物の不法投棄問題を扱ったドキュメンタリー。
ゴミゴミゴミ!
画面いっぱいゴミ!
という映画。

カンパーニャ州といえば、観光客も多い、南イタリア。
ソレント半島も
地図で見てみたら、映画に出てきたアチェッラは、ナポリのすぐ近くではないですか!
(カンパーニャの水牛のモツァレッラチーズおいしかったな~)

日本でもごみ処理場の問題や、ダイオキシン汚染の問題、不法投棄問題ありますが。
政治家とマフィアが絡むというのは・・・
イタリアって、ちょっとコワイ。


農業国のイメージでしたが、あんなに汚染されたらどうなってしまうのか・・・


「トルパン」でもみたヒツジの放牧。
カザフスタンの草原は、ホントに草しかなくて、ヒツジが栄養失調でどんどん死んでましたが、

イタリアのヒツジは、高速道路脇で放牧され、ダイオキシンでどんどん死んでいました。



厳しい現実を知るために、見てよかったです。

「生きていく日々」 「トルパン」@TIFF

2008年10月19日 | ☆エンタメ-映画
東京国際映画祭の2日目。
今日は2本見ました。

「生きていく日々」
「トルパン」

両方とも、上映後にティーチインがあり、制作側の人に質問する時間がありました。
特に、「生きていく日々」は素晴らしかった。
地味な何の事件も起こらない映画なのに、すごくこころに迫るものがありました。


「トルパン」は、カザフスタンが舞台で、ロシア人の監督が撮っています。
4年も撮影にかけたらしく、草原の風景というか生活はすごかったけど・・・
ティーチインがつまらなかったため、自分のなかで消化不良。
質問すればよかった。

しばらく「バビロンの河」が頭から離れませんでした。

なぜこの曲なんだろ?
それ質問したかった。
それと、なぜあんなにムキになって歌いつづけるのか・・・。
歌う事が、何か意味を持つのだと思うのだけど。


最近ずっと読んでいる宮本常一の本の中に繰り返し出てくる、
昔の生活の中での歌というものの意味についての説明が、
この映画についても当てはまるのかもしれません。


つまり、つらい労働をしなければならない暮らしの中で、
その生活を明るくするのが「歌」だったということ。

「歌」を歌うことで、作業の能率が上がり、労働のつらさが軽減し、
またいっしょに働く人々と連帯感を確認できる・・・。

現代の私たちにとっての歌は娯楽の範疇にあるものがほとんどだけれど、
例えば、働いてるときに歌を歌ってたら、「不真面目」って思われますよね。
でももっと苛酷な環境では、歌わないと仕事していられないというような、
そんな環境もあったらしい。
想像がつかないけど。

その映画の中で、大草原にぽつんと建つ遊牧民の家。
あそこで暮らすためには、歌をそれこそムキになって歌わないと、立ち向かえないものがあるのかもしれない。

そんなことを自分なりにいろいろ考えました。


うん、やっぱり質問すればよかった。






トルパンというのはチューリップの事だそうです。




2008.10.29追記
トラックバックをしてくださった方のブログで、
なぜ「バビロンの河」をあんなにかけていたのか、の解説が、
グランプリ受賞後のティーチインで監督からあったと分かりました。

あ、そうなんです、この作品「サクラグランプリ」受賞したのです。

その理由は単純で、監督が好きな曲だったから・・・だそうです。
ロシアでもヒットしたそうな・・・
って、30年位前の曲でしょ?
監督若そうだけど同世代位なのかも。


クロージングの模様はインターネットで見ましたが、
アサ君可愛いかった。
監督はクールに見えるけど、すごく熱い人でした。
上で「ロシア人」と書いたけど、あるサイトでは、カザフ人になってました。

それと、監督のスピーチの中で子役が亡くなったという様な話をしてませんでしたか?
気になる・・・。

YOKOの好きなもの羅列

(順不同)地図、河岸段丘、保存樹木、宮本常一、縄文時代と日本の古代、文明開化と江戸時代、地方語、水曜どうでしょう、シャーロック・ホームズ、SHERLOCK(BBC)、陳昇、John Mellencamp、Kate Bush、イ・スンファン、カンサネ、1997年以前の香港映画、B級コメディー映画、SNL、The Blues Brothers、台湾、旅行の計画、イタリア、エステ、宮部みゆき、ショスタコーヴィチの交響曲5番、森川久美、のだめカンタービレ、くまモン
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