横浜音祭り2016クロージングを飾るプログラム。2006年に横浜みなとみらいホールで開催したベートーヴェン交響曲全曲演奏会で世界の楽壇に鮮烈な印象を放ったパーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル。数年来〈ベートーヴェン・プロジェクト〉に取り組んでおり、2013年、その集大成としてオペラ「フィデリオ」を同ホールで上演したことも記憶に新しい。パーヴォ・ヤルヴィは2015年9月よりNHK交響楽団の首席指揮者を務めるなど、日本国内における認知度・期待度もますます高まっている。ヤルヴィが
カンマーフィルと作り上げるサウンドは、オーケストラのサイズや配置、テンポ、奏法などについての研究成果をしっかり踏まえることを基本としながらも、常に冒険心に富み、進化している。本公演には、ベルリン・フィルのコンサートマスターとしても活躍する樫本大進との競演で横浜音祭り2016のフィナーレを飾る。
(公式サイトより)
開催日時:11.27 日曜 16:00(15:20 open)
主催:横浜みなとみらいホール
出演者:パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)、樫本大進(Vn)、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
プログラム
シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」序曲 Op.81
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ブラームス:交響曲第1番 ハ長調 Op.68
先日、恩師を囲む会の日に途中抜けて聴きに行ったのがこの演奏会。
今年からNHKの常任指揮者になったパーヴォ・ヤルヴィ氏。テレビでは何度も見ていましたが、やっと生を聞くことができました。お酒を少し飲んでいったこともあり、結構気持ちよく瞑想できました(こらこら)。
席はステージ真横の2階席。全体が程よく見える。指揮者の表情も良く見えた。
このカンマーフィル、編成の小さなオーケストラですが、みんな生き生きしてて見てても気持ちよかった。音楽のことは素人ですが気持ちの良い演奏でした。ベートーベンのバイオリン協奏曲は、うっとりするようなきれいな音で、デトックスされてるみたい。ブラームスも、いつまでもここで聴いていたいと、思いながら座ってました。
アンコールはブラームスの「ハンガリー舞曲」3番と6番。
2曲もやってくれましたよ。
この曲はテンポが曲中でしょっちゅう変わるのですが、パーヴォさん、指揮をしながらすごーーくためてためてためきったところで、ちらっと客席を見ました。曲の途中なのに客席からは笑い声が・・楽しい!アンコールならではですね。
初めての横浜みなとみらいホール。
素敵なホールでした。
銅鑼の生演奏で開演時間が知らされるという面白い趣向。