キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

旅の中国語〜台東篇

2017年10月26日 | ☆中国語の話題
今回の旅行では中国語を話す機会がとても多かった。旅行中「まるで中国語のレッスンに来たみたい」と何度も思ったほど。初日こそ台北で日本人の友人とお茶したりしたけど、台東に行ってからは日本語なし、知ってる人なしの異邦人環境。さらに、悪天候のため旅程が変更になり、初対面のAさんと3日間一緒に遊ぶ(遊んでもらう)ことになり、一人でウロウロする旅行よりも強力に中国語会話をする場面が続いた。

そして、刻々と変わる天候と旅程変更に伴い、緑島の民宿の人から連絡がドンドン入ったり、緑島で合流するはずだった友人たちと連絡取り合ったり、また、現地での宿の手配、飛行機の変更などなど、あやふやにできないやり取りの場面も多かった。

 ふー、鍛えられた。

幸いなことに案内してくれたAさんの中国語はとても明瞭で聞き取りやすかった。外国人に合わせてわかりやすく話してくれたのだろう。人によっては発音が明瞭でなかったりして聞き取りにくいタイプの人もいて、そういう人とは会話が続かず気まずくなってしまう。その点Aさんとはとてもとても話がしやすかった。きっと察しが良くて頭がいい人なんだろうな。
それに・・・
私が図書館で 昨夜曽祖父のことを調べた話をしたところ、Aさんも昔自分の先祖が住んでいたという土地へ一人で出かけて行った話をしてくれた。似たような経験をしてることで、彼女もとても興味を持ってくれた。言葉が聞き取りやすいだけでなく、通じるものもあったような気がする。おかげで、彼女とはけっこう込み入った話を、食事中に、ドライブ中に、博物館の陳列品を見ながら、延々と続けることができた。昔からの友人のようにかなり打ち解けあったと思う。初対面なんだけど。

でも一番ストレスなく話せたのは、小学校3年生の女の子との会話だった。やはり私のレベルには小学生くらいがピッタリなんだろうな。


台東で鍛えられたおかげか、台北に戻ってから乗ったタクシーの運転士さんに自分の行きたい道を案内したときにもすらすら、中国語が出てきた。運転手さんに「中国語上手い!」と言われたのは良くあるお世辞で真に受けてはならない種類のものだけど、「台湾人より道をよく説明できる」と言われたのは嬉しかったな。


ところで、博物館で先史時代の陳列品を見ながら、Aさんがやたらと「シェンチー」と口にしてる。
この音でぱっと結びつくのが「生気=怒る」だったので、なんでそんなに怒るって言ってるんだろうか…とおもってたのだけど、
跡でようやく気がついた「神奇=ふしぎだ」と言ってたのだ。

生気 sheng1 qi4
神奇 shen2 qi2

全然声調違う。とほほ。

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