コロナ対策の優等生と言われていた台湾もここのところ感染者が増えているらしい。それでも日本ほどではないので感染者一人一人の追跡をしっかりしているようだ。そんな中でちょっと気になるニュースを見た。最近インドで流行っているデルタ株についての情報だ。
報道によると、ペルーから帰国した人が自宅で発症した。調べてみるとデルタ株だった。その人から近所の人へ、更に近所の人の家族が利用したタクシーの運転手に感染が広がったらしい。
5桁の数字は陽性者の番号。
赤丸がデルタ株。
丸の中が黄色は国外での感染者(帰国者)
丸の中が緑色は国内感染者。
丸の中がオレンジの「本土指標個案」の意味がよくわからないケド、帰国者のほかでは一番数字が若いので、「市中感染ケース」」としてこの人からたどったのかもしれません。
その近所の人への感染状況が問題だ。
ペルーからの帰国者は自宅で自主隔離をしていたのか、外に出たのは1度ゴミを出しただけ。その時に近所の人(親戚だとのこと)とマスクをしたまま挨拶をしたのだそうだ。その距離は1〜2メートル。それでも感染してしまったのだというのだ。
一応裏付ける情報として上がっていたのが、防犯カメラの解析を当局で行ったところ、その感染者の行動履歴を見ても外出がそのゴミ出しの一回だけだったという話。
もしそれが本当なのだとしたら、なんとも恐ろしい感染力だ!
マスク越しの会話なんてほぼ毎日どこかしらでやっているし、そんなことで伝染るんだったらもう防ぎようがない。
この感染症には「スーパースプレッダー」という感染させやすい人がいるという話は聞いたことがある。感染力の強さは人によって随分違うらしい。
基本の感染対策はやるとしても、あとは運任せということなのかも。
オリンピックの後ががますます怖いな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます