愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

病院7

2006年04月02日 | 西子
 西子を連れてきたのは、いつものカカリツケの『猫の病院』。病院到着時に、すでにやや疲れてしまっている飼い主をよそに、待合室でも延々と鳴き叫ぶ西子。
 窓口に診察券を差し出し、程なくすると診察へ。この間も、依然として鳴き叫んでいます。腎臓検査のお願いとワクチン注射の相談後、猫カゴをオープン。猫カゴの端っこのほうで身体を硬くして鳴き叫んでいる西子を強引に引きづり出して、早速、血液検査の準備。
 先生「最近は、様子はどう?」
 僕「腎臓食だけで、過ごしているせいか、おしっこの回数もだいぶ減ってきたし、体調もいいようです」
 先生「そういえば、このコ、正式な年齢わからなかったのよね。7~8歳って前に診た先生が言ったんだっけ?」
 僕「えーっ、先生じゃないですかー」
 先生「そうだっけ? 何だか妙に毛艶がよくなっているし、自信なくなってきたなぁ。実はもっと婆さんだったりして…」
 僕「えー、そっ、そんなー」
 などと先生とも僕のやり取りの最中も、鳴き叫ぶ西子。血液検査の結果が、よくないようであれば負担が大きくなるためワクチン注射は中止する予定だったのですが、西子にとって残念なことに結果が良好だったためワクチン注射を決行。
 「しかし、相変わらずよく鳴くわねぇ。連れてくる間、ずっとこんな感じで鳴いてたの?」と先生。何だか、出来の悪い子どもの成績を教師に攻められている親のような気分になり「そうなんてすぅ~」と恐縮して小さくなる僕。すると「帰りには、鳴かなかったりして」と先生。「まさかー」などと笑いながら話していましたが、西子ったら本当に帰りには一声も発しないで、おとなしーく猫カゴに納まっていました。
 うちに着いて猫カゴを空けた途端、飛び出して「あおーん」と一言二言もモンクを言いながら、猫ベッドに直行。ほっとした表情の西子とは裏腹に、疲労の色を浮かべる飼い主・たっちーでした。
コメント
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