愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

今を生きる

2006年04月06日 | たっちーの部屋
昔はよかった、
将来が不安…、
こんな時代ですから、こんなふうに考えるのは無理ありません。
でも昔はよかった、将来が不安だと感じているのは今のあなた。
今、この瞬間を生きているあなたです。
そして一番大切なことは、今をどう生きるか、です。
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黒丸と白丸2

2006年04月06日 | ネコの寓話
 その日の夜、白丸は、黒丸に言いました。
「黒丸、君はいつも人間の顔色ばかり伺っているけど、そんなことでは、バカにされてしまうよ。それに、君は人間を信用し過ぎる」
 こんな、白丸の言葉に黒丸が反論します。
「白丸、何を言っているんだい? 僕たちネコにとって、人間は大事なパートナーなんだよ。君こそ人間を信用して愛想良く接してみればいいじゃないか」
 2匹は、そう言い合うと「ふん」と、顔を背けてしまいました。すっかり険悪なムードです。
 そこへ、高い壁をひょいと飛び越して、1匹のネコがやってきました。
 2匹より、ちょっとお兄さんネコのタビです。
 真っ白い毛に4本の足下としっぽの先だけが、まるでタビを履いているようにグレーの毛が生えています。実は、このタビ、ちょっと不思議な力を持ったネコです。タビは、顔を背けあっている2匹をみて声をかけます。
「君たち、どうしたんだい?」
「僕は、黒丸が人間を信用しすぎるから注意したほうがいいって、忠告したんです。だって、信用して傷つけられるのってとても悲しいじゃないですか…」と白丸。
「僕は、白丸がもっと人間に好かれるようにしたほうがいいって、忠告したんです。だって、嫌われるのってとても悲しいじゃないですか…」と黒丸。
 タビは、白丸に聞きました。
「白丸、君は人間が全然気にならないのかい?」
「だって、人間なんて信用できませんよ」
 タビは、今度は黒丸に訪ねました。
「黒丸、君はなんでそんなに人間が気になるんだい?」
「だって、みんなに好かれたいじゃないですか」
すると、タビはまず2匹に訪ねました。
「君たちは、それで幸せかい?」
 白丸は、ちょっと戸惑いながらも、強がって答えました。
「うん、ええ…まあ幸せ…ですよ」
 黒丸は、何も、答えられません。じっとタビの顔を見ていましたが、こう聞かれて視線を地面に落としました。
 タビは、そういう二匹を交互に眺めて、ちょっと不思議なことをいいました。
「君たち、ちょっとの間、そうだなぁ。1週間くらい、入れ替わってみたらどうだろう?」
「えー、そんなことできるのー?」
 黒丸と白丸は声をそろえていいました。
「できるよ。君たち2匹が入れ替わって、黒丸が滅多に人間が来ないビルの最上階の非常階段の踊り場で過ごす。白丸が人通りの多い路地で過ごす。ねぇ、ちょっとおもしろいと思わない?」
「まあ、1週間くらいなら…」と黒丸。
「うーん、そうだね。1週間くらいなら…」と白丸。
「よし決まった。じゃあ、入れ替えをしよう。目をつぶって」
 タビは、そういうと二匹が目をつぶったことを確認してから、一声「あおーん」と夜空に向かって鳴きました。すると、黒丸が真っ白に、白丸が真っ黒に変身。これには、二匹ともびっくり。
「大丈夫、1週間すると元通りになるから、じゃあ、がんばってね~」
 タビは、びっくりしている2匹をよそに、そういうとひょいと塀を乗り越えて、どこかに姿を消してしまいました。
(つづく)
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日比谷公園の黒猫

2006年04月06日 | 散歩
 先日、仕事で外出をしたついでに、ちょっと日比谷公園をお散歩。
 気持ちよさそうに、日向ぼっこをしながら昼寝をしている黒猫を発見。
 太陽を浴びて、暖かーくなったなった石の上に、ぽかぽかの日差しを浴びて寝ている姿が、何とも心地よさそうでした。
 「うらやましい。猫になりたい…」って思っちゃいました。
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